July 2021アーカイブ

July 16, 2021

buggy SOLO EXHIBITION | Portraits

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2021年8月13日(金)~16日(月)の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」 のプロデュースにより、雑誌やファッションブランド、グローバルメーカーのアートワークを手掛け国内外で活躍するアーティ スト、buggy(バギー)のソロエキシビジョン「Portraits」を、渋谷区渋谷二丁目のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催いたします。

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日程 2021 年 8 月 13 日 ( 金 ) - 16 日 ( 月 ) 4 日間
時間 12:00 - 19:00
場所 elephant STUDIO(東京都渋谷区渋谷 2-7-4 1,2F)

予約システム  ARTSTICKERより予約してください
料金 観覧料 ¥500(税込)~ *自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を 自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステ ム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2021 EXHIBITION に寄付されます。)

*8 月 16 日 ( 月 ) は観覧無料。

主催 WATOWA GALLERY  IG. @watowagallery

問合せ先 info@watowa.jp *メールのみ 
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buggy バギー

雑誌広告を中心に 2006 年より始動。大阪、渋谷で展開するショップ「ASOKO」のファ サードやコンセプチュアルホテル「Rock Star Hotel」の全ヴィジュアルを手掛ける ほか、国内外のグループ展や個展などでも活躍する。その他、ブランドやメーカー とのコラボレーションでオリジナル商品なども多数リリースするなど、多岐に渡って 活動を続ける。

<雑誌> VOGUE JAPAN, Numero TOKYO, FIGARO japon, an・an, GLAMOROUS など <広告> 横浜ランドマークタワー , ELECOM など
<アパレル> Marc by marc jacobs, Stella McCartney, ユニクロ , 5351 homme など <その他> Rock Star Hotel, ASOKO, ウォルトディズニージャパン , フジテレビ など

HP. http://buggylabo.com IG. @buggylab
TW. @buggylabo 

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STATEMENT

日本では、アニメ、漫画、テレビや映画などにおいてセクシャルな場面に遭遇した登場人物が鼻血を出すという描写がたびたび登 場します。そうした物語の中に描かれる「鼻血」は男女にかかわらず性的な興奮を示すものであり、ある人物が、隠されたものや、 見てはいけないものといったタブーに触れたときに、吹き出たり、流れ出たりするものです。しかし、この「鼻血」のイメージは日 本の文化に特有のものであり、非常にドメスティックな感覚といえます。

buggy の「鼻血」表現との出会いは少年時代に鳥山明『Dr. スランプ アラレちゃん』や新沢基栄『ハイスクール ! 奇面組』等のア ニメや漫画にありました。これらの漫画のように「鼻血」をタブーに触れた時の身体的かつ精神的な興奮のイメージとして扱う起源は、 1970 年代初頭に『週刊少年マガジン』に連載された谷岡ヤスジの『ヤスジのメッタメタガキ道講座』までさかのぼることができます。 谷岡によって発明された「鼻血ブー」という言葉は、50 年経った今でも、わたしたちの経験や意識に確かに共有され、日本文化にしっ かりと根付いています。政治家やポップスター、セレブリティのポートレートにストリート・アートに特有のドリッピングのような鼻血 を描いた本シリーズは、日本のカルチャーのなかにある「鼻血」の感覚を呼び起こすだけでなく、病のイメージや戦慄の感情を立 ち上がらせ、見るものの目を惹きつけます。トランプ前米大統領や、プーチン露大統領といった世界で最も強大なパワーを持った人 物に描かれた鼻血は、彼らに対する嘲笑的なアティチュードを示し、逆に、マドンナやビリー・アイリッシュ、レオナルド・ディカプ リオといったセレブリティが鼻血を出す様子は、彼女ら・彼らの持つパブリックイメージとはかけ離れたイメージを示すだけでなく、 血が通った人間であることも思わせます。つまり、buggy の「鼻血」は、それが描かれた対象の人物によってあらゆる意味を持ち、 単なる生理現象であるだけでなく、ローカルな文化とも結びついているのです。さらに本作は、buggy が描く世界的な影響力を持 つ人物の、その「影響力」の強さを日本的「鼻血」の印象を付与することで相対化し、メディアや情報格差といった様々な社会構 造に対する、ユーモアを伴った注意喚起としても機能します。つまり、鼻から血が流れるという危機的な状況と、常に体内に隠され ているものの表出、そして偉人や有名人への嘲笑などといったさまざまなタブーに果敢に挑むものと言えるでしょう。

buggy の「鼻血」シリーズは、日本のイメージ文化と世界を 1 枚の絵画と一筋の鼻血でつなぎ合わせることで多層的な読み取りを 誘発する深さと軽さを備えています。タブーへの挑戦と同時に、鑑賞者の中にあるそれぞれの経験を呼び起こす本作は、軽妙であ りながら現代社会へ警鐘を鳴らしてもいるのです。 

 

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July 12, 2021

GIL KUNO SOLO EXHIBITION | "UNSOUND ∞ UNBOUND"

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2021 年 7 月 25 日 ( 日 )~8 月 3 日 ( 火 ) の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャ ラリー)」のプロデュースにより、ニューヨークを拠点として国際的に活動するアーティスト、ギル久野 のソロエキシビジョン 「UNSOUND ∞ UNBOUND」を、渋谷区渋谷二丁目のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催いたします。

現実認識を打ちのめす、ギル久野の個展「UNSOUND ∞ UNBOUND」にご期待ください。 

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概要:
タイトル  GIL KUNO SOLO EXHIBITION | "UNSOUND ∞ UNBOUND"
日程     2021年7月25日(日)-8月3日(火) 10日間 時間 12:00 - 19:00

場所     elephant STUDIO(東京都渋谷区渋谷 2-7-4 1,2F)   料金 観覧料    ¥500(税込)~

 予約システム  ARTSTICKERより予約してください
*自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を 自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステ ム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2021 EXHIBITION に寄付されます。)
*7 月 29 日 ( 木 ) は観覧無料。

※チケット変更/ キャンセルについて:予約の変更もしくはキャンセルをご希望の方は、予約日の3日前までに info@watowa.jpへご連絡ください。ARTSTICKERのSTAFFと確認し、対応させていただきます。予約日の2日前を過ぎてからのキャンセル/変更はご対応できかねますので、ご理解くださいませ。

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PROFILE
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GIL KUNO ギル久野
アメリカ・ロサンゼルス出身。UCLA でメディアアートを専攻。ニューヨーク在住。 オルタナアートサイト UNSOUND.COM、インターネットバンド WIGGLE、FLOW、 Six String Sonics, The ( ギター解体ユニット)など、活動は広く世界的に評価さ れている。
http://www.unsound.com/
https://www.instagram.com/gilkuno/

【アートフェスティバル】

文化庁メディア芸術祭(過去 4 回受賞)、Ars Electronica(3 回招聘)、恵比寿映像祭、六本木アートナイト、Rotterdam 国際映画祭、 World Wide Video Festival(Amsterdam)、Fringe Festival NYC、Glow Festival(Los Angeles)、WRO Festival(Poland) 他

【展示・パフォーマンス】

国立新美術館(東京)、東京都写真美術館(東京)、Zerospace(New York)、Waterfall Gallery(New York)、The Hammer Museum(L.A.)、 Castillo de Rivoli(Italy)、Center for Contemporary Art Zamek Ujazdowski(Warsaw, Poland)、CSW Torun(Poland)、New York Fringe Festival、Torrance Art Museum(L.A.)、JACCC(L.A.)、MCM Gallery(Serbia)、House of Legacy(Serbia)、New Wight Gallery(L.A.)、LACE Gallery(L.A.)Laforet Harajuku(東京)、Panke Gallery(Berlin)、ORF(Austria)、Art|Sci Gallery(L.A.)、 Fuji Rock Festiva(l 苗場)、Melkweg(Amsterdam)、Schouwburg(Rotterdam)、The Spraw(l London)、Liquid Room(東京)、Womb(東 京)、Club Asia(東京) 他

【コラボレーション】

EYƎ Yamantaka(Boredoms)、Yoshimi(Boredoms, OOIOO)、Ken Ishii)、山 川 冬 樹、Merzbow、大 友 良 英、Battles、Vincent Gallo、吉 田 達 也(Ruins)、Carl Stone、Alec Empire(Atari Teenage Riot)、Steve Albini(Big Black, Shellac)、Cristian Vogel、 Zbigniew Karkowski、Atau Tanaka、GX Jupitter Larsen(The Haters)、Nissennenmondai、Christian Galarreta、Joseph Hammer 他

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GIL KUNO  by Fernando Sanchez

ギル久野の作品は一見、日常的に見慣れたものとはかけ離れているが、我々を取りまく様々な有機的現象を彷彿とさせる。一般的に存在している現象が、ユーモラスな要素を含んだ不条理なメタファーに変貌させられているのだ。

呼吸する腸、マスターベーションのインスタレーション、巨大なアリの巣、無音のDJイベント、1弦ギターで編成されたオーケストラ、動く掛け軸など、彼は我々の現実認識を常に打ちのめしてくれる。

Fernando Sanchez

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Artist's words:

我々は社会によって、特定の思考「パターン」を強いられてきた。私は、これらのパブロフの「パターン」から心の流れを変えたいと思っている。作品を通して、自然現象をその文脈から抜粋、これまでの「パターン」の中で見られなかった不条理なメタファーをあらわにしたい。

偶然性(チャンスオペレーション)を促すシステム、誇張された知覚、脱線した現実、一般的な「体験」の再構築など、さまざまなテーマや方法論を通じて人々をパラダイム的思考(パターン)から遠ざけることを目指しています。

GIL KUNO

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WATOWA GALLERY Producer's words:
ギル久野が生み出すアートやパフォーマンス、インスタレーションは、原始的な部分とテクノロジー、歴史と今が程よく交差し、それでいて子供心を思い出させてくれる発明と言える。

そして、なんといっても感覚が日本的である。ウォーターフォール・シリーズにおける掛け軸的な発想、妊娠ギターとインポテンツギターにおける漫画ちっくさ、この絶妙な感覚バランスは、JAPANESE POP ARTと表現しても良いのではないだろう か。ギル久野の、日本的感覚を持つ発明の数々を、観て、感じて、遊んでほしいと思う。

WATOWA GALLERY代表

小松隆宏



 

July 1, 2021

WATOWA ART AWARD 2021


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はじめに

WATOWA GALLERYは、未来を担う新しい才能の発見を目的とした、
「WATOWA ART AWARD 2021」を開催いたします。

 日本の若手アーティストの活動範囲を広げ、発表するチャンス、そして評価されるチャンスを作りたい。さらに、日本にはまだ根付きの浅いアートコレクターやキュレーターなどのサポーターへのタッチポイントを増やしたい。経歴やジャンル、年齢は問わず、革新的なアイデアや新しいビジョンを見せてくれる日本のアート界の未来を担う才能を発見し、サポートしていきたい。
WATOWA GALLERYは、アーティストがこれからの時代で活躍していくための基盤づくりとして、アーティスト一人では作り上げられないようなアートプロジェクトやアートエキジビジョンのプロデュース、空間演出などを手掛けていくと同時に、さらに、作品が世に出るチャンスをアーティストに提供し、その後も継続的な支援を行っていきます。

本アワードでは、WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティによって、次の時代のアートシーンを創造し、市場を活性化することを目的とし、20歳~45歳のアーティストを対象として作品を募集します。
審査は美術に関する有識者やアートコレクター、現在世界で活躍するアーティスト、ギャラリストなどの専門家により行われ、1次審査・2次審査 を経て入選作品及び各賞を決定します。2次審査で選抜された作品は、12月にオルタナティブスペース elephant STUDIOにて展示され、各賞を授与いたします。グランプリを受賞された方には、2022年にWATOWA GALLERYのプロデュースのもと、SOLO Exhibition開催する機会を提供します。

私たちと一緒に、新時代を作り上げませんか。挑戦し続けるあなたの作品を、私たちは求めています。

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SCHEDULE /選考スケジュール

①一次審査:作品画像による審査
応募期間2021年7月7日(水)〜9月30日(木)
結果発表:2021年10月30日(土)までにメールにて通知

②二次審査:作品の現物による審査
配送受付期間2021年11月1日(月)〜11月15日(月)  
ファイナリスト発表:12月1日(水) までにメールにて通知


③WATOWA ART AWARD 2021 EXHIBITION(ファイナリスト作品展示)
2021年12月20日(土)~12月26日(金)
グランプリ 発表


募集内容

ペインティング (オイル, アクリル, 水彩絵の具,など)ドローイング, ミックスメディア, ジャンクアート, など。

*壁にかけれらるものを提出してください。(紙など、薄いメディアを利用する方は額装された状態で提出)

年齢:20歳〜45歳


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出品規定

資格:アワード応募期間中に日本在住の方、20歳以上45歳以下の方。
点数:1人もしくは 1 グループにつき1作品
応募作品:平面作品であること
*壁にかけられるものを提出してください。
(紙など、薄いメディアを利用する方は額装された状態で提出すること)

作品提出形式
・一次審査:未発表作品の画像データ
・二次審査:未発表作品の現物

作品の大きさ
・作品サイズ:500mmx400mm〜1500mmx1200mm/ D:30mm〜300mm
・重さ:20kg以内


参加方法

a)応募期間:2021年7月7日(水)~ 9月 30日(木)23:59  必着
b)提出物:
-「WATOWA ART AWARD 2021 応募用紙 1」 (ステントメント、プロファイルなど) 「WATOWA ART AWARD 2021応募用紙 2」(アンケート)
- 作品メインピース画像 : 真正面写真1枚とディティール写真(4枚以内)(写真一枚ずつ5MB 以内)
- ポートフォリオ(10MB以内)
(過去作品 / 企業とのコラボレーション、EXHIBITION展示風景など自身を PRする20ページ以内の資料)
- SNS のアカウント(任意)
*すべてPDFデータで提出してください。
*応募先・お問い合わせ
gallery@watowa.jp

作品データ提出方法:

gallery@watowa.jp 宛に下記の書類をPDF データで送ってください
・「WATOWA ART AWARD 2021 応募用紙 1」(ステントメント、プロファイルなど)
・「WATOWA ART AWARD 2021 応募用紙 2」(アンケート)
・作品資料・ポートフォリオデータは『ギガファイル/WETRANSFER 』の利用  をおすすめします。


参加費

無料(2次審査作品送料自己負担)

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プライズ

★グランプリ 
WATOWA GALLERY プロデュースによるソロエキシビジョン開催
WATOWA GALLERY からソロエキジビジョンに向けて制作協力金として50万円
★準グランプリ
WATOWA GALLERY プロデュースによるグループエキシビジョン参加

★各審査員賞
審査員により異なる
*入賞作品の購入、グループ展参加、作品へのフィードバックなど


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注意事項

・未発表作品とは、他の公募展に応募していない作品、個展及びグループ展に出
品していない作品を指します。
※ただし、2021 年度の大学などでの卒業制作展及び修了展などでの展示や、
個人の SNS のアカウント上で発表した作品は、未発表作品とみなします。

・二次審査で受領した作品は細心の注意を払って取り扱いますが、天災 ( 地震や
災害など ) 及び不可抗力( 戦争や暴動など ) などによって損傷や紛失が起こ
った場合、主催者は一切その責任を負わないものとします。

・二次審査通過者は、展示会の関係者プレビューに参加願います。

・受賞後に応募要項、公序良俗に違反していることが判明した場合は、受賞を取
消す場合があります。

・応募に関する個人情報は、主催者が厳重に管理し、本アワードの運営目的以外
での使用はいたしません。

・応募資料及び作品送料は、返却いたしません。

・ポートフォリオの提出がない場合は書類不備となり申込みが完了いたしません
のでご注意ください。・各審査員賞について:審査員賞選ばれない可能性もあります。

・ファイナリストに選ばれた人は、WATOWA GALLERYにて作品の展示発表をします。作品を展示展示できない方は参加不可能となります。
・応募要項に記載されていない事項で不明点がある場合は、事務局にお問合せく
ださい。


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審査員

鬼頭健吾  アーティスト/京都芸術大学大学院教授
大庭大介  画家/京都芸術大学大学院准教授
薄久保香  画家/アーティスト/東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻准教授
山本浩貴  アーティスト/文化研究者/金沢美術工芸大学講師
ヒロ杉山  アーティスト / WAVE プロデューサー /ENLIGHTMENT 代表 
山峰潤也  キュレーター/一般財団法人東京アートアクセラレーション共同代表
      ANB Tokyoディレクター
今井麻里絵 Blum & Poeディレクター
久保田真帆 MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター
牧正大   MAKI Gallery オーナー
額賀古太郎 KOTARO NUKAGA代表
芦川朋子  WAITINGROOM・オーナー/ディレクター
青井茂   株式会社アトム 代表
家入一真  株式会社CAMPFIRE 代表
小橋賢児  The Human Miracle 代表
草野隆史  株式会社ブレインパッド 代表
寺内俊博  西武・そごうアートディレクター
山本菜々子 SCÈNE/Dear Art co-owner,director
小池藍   GO FUND, LLP 代表パートナー・京都芸術大学専任講師
      アートYouTube番組"Meet Your Art"ナビゲーター
小松隆宏  アートプロジェクト・プロデューサー / WATOWA INC. 代表
      WATOWA GALLERY 代表・プロデューサー ・ 演出家


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応募先・お問い合わせ
gallery@watowa.jp