December 8, 2022

WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION 開催 -約300名のエントリーの中から選ばれた60名のファイナリスト発表! "この世代からはじまるカルチャーを" をコンセプトに20-45歳までのアーティストが集結 -

この度、アートプロジェクト集団 WATOWA GALLERYは、2022年12月19日(月)〜2022年12月26日の期間中、 WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO (東京都台東区今戶1丁目2-10 3F)にて『WATOWA ART AWARD 2022 EXIHIBITIONを開催いたします。

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DESCRIPTION
未来を担う新しい才能の発見を目的とする WATOWA ART AWARD では、20 ~ 45歳と幅広い年代のアーティストを対象とすることで、 次世代の若い才能はもちろん、これまで活動の場が限られてきた中堅作家にもスポットを当て、作品発表の機会を創出。アート教育を担 う有識者、国内外で活躍するアーティスト、インキュベーションを行うキュレーターやアートコレクターなど、アートアワードとしては 異例の、年代もジャンルも異なる15名もの審査員を迎え、それぞれの知見により審査作品へのフィードバックを行うなど、受賞者との積 極的なコミュニケーションを図ることで今後の活動を支援いたします。

2回目となる今回は、300名弱のエントリーが集まり画像資料による一次審査、作品実物による二次審査を経て、1219日(月)~26日 (月)に開催する「WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION」にて、ファイナリスト作品の展示とともに受賞作品を発表。 グランプリには WATOWA GALLERY プロデュースによるソロエキシビジョンの開催権、準グランプリにはグループエキシビジョンへの 参加権を授与するとともに、グランプリにはソロエキシビジョンに向けた制作協力金 50 万円を提供いたします。審査員賞も設置し、各 ジャンルにおいて活躍する審査員毎に様々なサポートを用意いたします。

WATOWA GALLERY はこれまで、数多くのエキシビジョンおよびプロジェクトのプロデュースを行い、アート・コミュニケーションの場 を提供して参りました。独自の感性で演出する展示空間により、限られた専門家だけでなく、業界や年代を超えた多くの方に、カルチャ ーとしてのアートを楽しんでいただいております。また、来場者が若手作家を支援する第一歩として、500円からのドネーション制入場 料を設けることで、アートシーンへの理解と親近性を深める取組みを行っております。(*本アワードは、これまでに集まった寄付によ り運営、開催いたします。)WATOWA ART AWARD では、これらを拡大するため、より多くのアーティストに発表の場を提供し、世界 での活躍に向けた実戦的で継続的な支援を行って参ります。 国内アート市場の活性化を目指す WATOWA GALLERY のアートアワード に、ぜひご注目ください。


MESSAGE

今年が2度目の開催となる WATOWA ART AWARD 2022には、300名弱のアーティストにエントリーいただきました。

去年に引き続き、沢山のアーティストに参加いただけた事に感謝しつつ次回、さらに多くのアーティストに参加いただけるよう尽力して 参りたいと思います。

本アワードは、今の日本のアート業界の中で少しでも新しい風の一つにできないかと考え、"この世代からはじまるカルチャーを"という コンセプトを掲げ2021年よりスタートしました。

WATOWA ART AWARDでは、新しいアートシーンを生み出している同時代のギリスト、アーティスト、 コクター、キュレータ ー、研究者、メディア、マーットが多性をつ一つのコミニティとしてよりがる場をり、海外でも通用する未来あ45 までのアーティストた発掘援をします。

今年の出品作品について 今回も年と同様幅広い年代、風の作家が集まり、面白審査となりました。

15名の審査員が、ステートメント、表力、クリティ、テクニック、ポートフォ含むこれまでの活作品単体としてのクリティ、という観から 5 点満点での評価い、15 名の合計得点により上位者を入としています。

審査員総意として、年と比較して全体のクリティーはいものの、コンセプトがいが、クウォリティ、アートのさ、がり ない、または、その、などてにいての突出していた作品がなかた事から本年度のグランプリの選出見送りました。 その反面、今が期される作品がいくつかりましたので、準グランプリ3奨励賞3選出ていただきました。

受賞者の活サポートできればと思ています。

WATOWA ART AWARD が、この世代からはじまるカルチャーのきかけとなり、 1でも多く世界に羽ばたくアーティストがえることをいます。 

WATOWA GALLERY / WATOWA INC. 代表  小松隆宏


DETAIL
タイトル:WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION
会期:2022年12月19日(月)〜12月26日(月) 12:00-19:00

会場:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO 東京都台東区今戶1丁目2-10 3F

入場(ドネーションチケット) : 500円(税込)〜
*12/21 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制
https://artsticker.app/events/1983
*自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場 料を自身で決定し、それが若手 アーティスト支援のためのド ネーショ ンとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を 目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に 寄付されます。

イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2022/12/watowa-art-awrd.html HP:http://watowagallery.com
Instagram:@watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp


審査員写真 まとめ.jpgJURIES
鬼頭 健吾(アーティスト / 京都芸術大学大学院教授)
大庭大介(画家 / 京都芸術大学大学院准教授)
薄久保 香(画家 / アーティスト / 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻准教授)
山本 浩貴(アーティスト / 文化研究者 / 金沢美術工芸大学講師)
椿 昇(現代美術作家 / 京都芸術大学 教授 / 東京芸術大学 客員教授)
ヒロ杉山(アーティスト / WAVE プロデューサー / ENLIGHTENMENT 代表)
山峰 潤也(キュレーター / 株式会社 NYAW 代表取締役 / 一般財団法人東京アートアクセラレーション)
久保田 真帆(MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター)
牧 正大(MAKI Gallery オーナー)
芦川 朋子(WAITINGROOM・オーナー / ディレクター)
千葉 由美子(Yumiko Chiba Associates 代表取締役)
家入 一真(株式会社 CAMPFIRE 代表)
高橋 隆史 ( 株式会社ブレインパッド 代表 代表取締役社長 )
寺内 俊博(西武・そごうアートディレクター)
小松 隆宏(アートプロジェクト・プロデューサー / WATOWA INC. 代表 / WATOWA GALLERY 代表・プロデューサー / 演出家) 

*15 名 / 順不同 *審査員氏名(肩書き)
*審査員ポートレートは、左上から上記リスト記載順


FINALISTS
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Aokid(34)飯島 秀彦(23)小川 泰(40)小野 久留美(27)小野 勇人(23)片桐 正義(27)河本 慎介(41)Kankou Tong(27)韓皓文(28)菊地 虹(28)Ken(32)Koichiro Kojima(36)古賀 勇人(38)近藤 洋平(37)近藤 拓丸(29)サカイ ケイタ(25)桜井 旭(26)澤田 明子(40)三藤 有希子(38)塩谷 良太(44)城間 雄一(24)神頭 優太(28)杉田 万智(22)瀬尾 椋生(26)大東 忍(29)高野 勇二(38)高橋 周平(26) 髙橋 瑞樹(23)竹内 康雄(29)武内 雄大(22)田代 ゆかり(37)Tatsunori Hosoi(31)TAN KAI SHEUAN(38)ZHANG XINDAN(24)中井 伸治(45)中田 有華(40)中沼 慎太郎(39)にいみひろき(36)西村 祐美(38)西村 大樹(36)二村 有音(40)野中 美里(27)橋本 佑紀夫(44)久村 卓(45)樋爪 悠子(45)平子 暖(26)藤井 智也(38)藤本 純輝(25)星 飛鳥(25)細澤 奈奈(27)正木 美穂(39)MIZUKI(31)森田 玲音(24)八木 春香(36)矢島 陽介(41)山崎 雅未(35)山谷 菜月(22)Yusuke Sugisawa(40)横村 葵(38)Life Garden(43)


*60 名 / 五十音順 *アーティスト氏名 (年齢) 

*受賞作品写真は、左上から上記リスト記載順





 




November 7, 2022

塚本暁宣 個展 " FRONTIER " 開催

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人気キャラクターをキュビズムの手法でユーモラスに描く、画家・塚本暁宣による個展 『FRONTIER』を WATOWA GALLERY プロデュースにより開催いたします。

塚本暁宣は、アニメやカートゥーンに登場する人気キャラクターを、歴史的な絵画技法であるキュビズムやシュルレアリスムを用いてユーモラスに描き出すアーティスト。2016 年から 2020 年にかけ滞在していたアメリカ・ニューヨークポップアートに影響を受け、さまざまな表現方法をミックスする"サンプリング"の手法で、独自の作品を発表しています。

本展では、これまでにも人気を博してきた「ニューキュビズム」シリーズを、即興画や背景画などの要素を加えた新たな表現方法でアップデートした作品を発表。インスタレーションのようにレイアウトするなど、新たな表現方法に挑戦することで、タイトルでもある"フロンティア(境界)"を超えていくことを 目指す展示となります。

絵画の中でキャラクターと共に繰り広げられる、新たなポップアートの世界をぜひご覧ください。

プロフィール



プロフィール写真.png塚本 暁宣 Aki Tsukamoto

1989
生まれ
2012 年 武蔵野美術大学卒業
2014 年 武蔵野美術大学大学院修了
2016~2020 年ニューヨーク滞在
2020 ~ 東京を拠点に活動

<主な展示>
We Will Pop You(Nadiff A/P/A/R/T、東京、2021) 「ル~ラル回帰」(VOID、東京、2021)
Three Mimesis(Mograg Gallery、東京、2021)
「Aki Tsukamoto × Shuto Okayasu」(3rd Ethos Gallery、ニューヨーク、2019) Natural BornPrankster(IAM Gallery、ニューヨーク、2017)

<アートフェア>
Art Fair Tokyo2022 (Taguchi Fine Art、東京) Art Taipei 2021(333Gallery、台湾)

<受賞>
2021 The Choice 2020 年度 優秀賞 2014 第一回 CAF 賞 入選
2014 武蔵野美術大学修了制作 優秀賞 2012 武蔵野美術大学卒業制作 優秀賞

IG: @aki.tsukamoto03
https://www.instagram.com/aki.tsukamoto03/
HP
: http://www.aki-tsukamoto.com/

展示作品一例:

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主催者より


塚本暁宣はキャラクターが持つ特徴や性質を解体し、見落とされていた側面を浮かびあげ、美術の歴史 の中で繰り広げられて来た多様なモノの見方と組み合わせ、ユーモアを絵画の中で繰り広げることで「画 家」という存在を体現しています。

塚本の絵画の特徴は、アニメやカートゥーンのキャラクターをキュビスムやシュルレアリスムのサンプ リング、そして未来派のようなダイナミックさなど、美術史を参照元にして再構成するところにありま す。

また彼のように既存の表現方法を引用する「サンプリング」の手法はポップアートの代表的な要素です。 塚本自身、影響を受けた作家としてゲルハルト・リヒター、ピカソ、ゴヤ、マックス・エルンスト、村上 隆を挙げていますが、そうした美術の歴史に名前を刻む作家の作品の手法を解釈し、転用し、画面上でミ ックスすることで複雑な要素も一つの作品に昇華させています。美術やカルチャーを文脈から切り離し、 それぞれの素材が持つ魅力を再発見するように構成する制作はポップそのものと言えるでしょう。

あらゆるカルチャーにおいて、ヴィンテージアイテムやアーカイブがハイラグジュアリーカルチャーの ムードを転用し、自由にサンプリングすることが当たり前になった現代において、塚本の作品は流通す る新旧の動的なイメージを、美術史の力を借りることで新しい美学へと発展させているのです。


開催概要

AKI TSUKAMOTO SOLO EXHIBITION " FRONTIER"

会期
2022 11 27 ()12 5 日(月) 12:0019:00
会場 elephant STUDIO 1,2F(東京都渋谷区渋谷 2-7-4)

来場 観覧料
500 円(税込)〜 * 11/30()は観覧無料。

*
右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/1875
* 自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、 それが若手 アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内 アートシーンの活性化を 目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に寄付されます。)

主催 WATOWA GALLERY
問合せ gallery@watowa.jp (メールのみ)
URL http://www.watowa.jp/news/2022/11/-post.html


 







October 20, 2022

現代の風潮を独自の視点で奇々怪々に描き出す画家・因幡都頼による個展『META - UNIVERSE / 目他 - ユニバース』を WATOWA GALLERY プロデュースにより開催

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2022 年 11 月 4 日(金)〜13 日(日)の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団『WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)』プロデュースの下、アーティスト・因幡都頼による個展『META - UNIVERSE / 目他 - ユニバース』を、渋谷二丁目のオルタナティブスペース『elephant STUDIO(エレファントスタジオ)』にて開催いたします。

因幡都頼は、現代の流行や風潮をモチーフに、その時代固有の概念によって生まれる認識の範囲外を絵画作品として制作するアーティスト。武蔵野美術大学にて日本画を学び 2012 年に卒業後、全国各地で個展の開催やグループ展への参加を行うなど、精力的に活動を行います。

本展では、2022 年に入選した『第 25 回 岡本太郎現代芸術賞』で展示された大型作品を含む、絵巻物のように連なる大作『幸辛物語(こうしんものがたり)』から、新作『騒(そう)』『的(まと)』を発表。因幡作品の特徴でもある、仮想現実=メタバースのような空間と、 "他人"の"目線(視点)"を通した俯瞰の構図が生み出す宇宙的な世界観は、まさに"目他(メタ)・ユニバース"と言えます。

独自の視点で描き出される、因幡都頼の奇々怪々な宇宙を、ぜひご覧ください。




プロフィール



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因幡 都頼  Inaba Torai

2012 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
1988 北海道生まれ

Instagram @toraiinaba
Twitter  @torai_inaba
SUZURI  https://suzuri.jp/inaba-torai





展示作品一例:


3.jpg のコピー.jpg『幸辛物語 / 騒』

4.jpg のコピー.jpg『幸辛物語 / 的』

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主催者より


因幡都頼が描く奇々怪々の世界は、スーツ姿のサラリーマンや制服姿の女子高生のような現実を強く喚起させる記号に満ちているが、『コロナおじさん』のように擬人化されたモチ ーフ、さらには河童といった空想上の生き物も違和感なく同居している。そう、眼下で繰り広げられるのは多層的な世界の住人による現実世界のパロディである。

その群像劇は一貫して俯瞰の構図で描かれ、瞬時にいくつかの既成イメージを連想させるだろう。例えば中世絵巻や近世初期風俗画など、日本の古典絵画の記憶がこだましている。あるいは西洋のヒエロニムス・ボスや子どものころに熱中した絵本『ウォーリーを探せ!』を思い浮かべる人も居るかもしれない。 今では高いビルや飛行機、ドローンの登場により上空から地上を眺めることも容易くなったが、もともと俯瞰は仮想上の視点である。このメタな視点を持つことによって、世界の営みを冷静に観察することができるだろう。

一方で画中に描かれる生々しい人物(アバター)に共感を覚えるならば、その視線を借りて描かれた世界に生きることも可能かもしれない。この俯瞰と同化を繰り返すことで、因幡の絵画世界はより豊かに、饒舌に語りはじめるのである。



WATOWA GALLERY






開催概要



タイトル:

因幡 都頼 SOLO EXHIBITION
" META - UNIVERSE / 目他 - ユニバース "

会期:
2022 年 11 月 4 日(金)〜13 日(日)12:00〜19:00

会場:
elephant STUDIO 1,2F(東京都渋谷区渋谷 2-7-4)

⼊場料:
観覧料 500円 (税込)〜

*11/9 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/1781
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場 料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を ⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に 寄付されます。



October 16, 2022

大澤巴瑠 個展 " ⌘C + ⌘V " 開催

この度、アートプロジェクト集団『WATOWA GALLERY』は、2022年10⽉30⽇(⽇)より WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO (東京都台東区今⼾1丁⽬2-10 3F)にて大澤巴瑠(おおさわはる)による個展 " ⌘C + ⌘V "(command CV)を開催いたします。

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「command CV」とは、PC上でイメージや⽂字情報をコピーアンドペーストする際のショートカットキーのこと。

「command C」はコピーを、「command V」はペーストを意味する。⼤澤は⾃⾝の制作スタイル、プロセスをこの⾔葉で表現し、本展のタイトルとした。

その創作プロセスはユニークで、コピー機で⾃⾝の描いたものをコピーし、あるいはコピー機に直接インクを垂らして⽣まれたイメージをコピーし、それを印刷⾊であるCMYKの4⾊を⽤いて⾁筆で模写(ペースト)するというものだ。地の⾊の銀箔は、コピー機でコピーする際の発光を表現している。

コピー機によるコピー、そしてさらに⾝体を介した模写という、⼆段階による複製⾏為が⾏われているわけだが、コピー機によるコピーが完全なる複製になるかと⾔えばそうではなく、意図しないズレが⽣じたり線が⼊ったりという「バグ」が起こる。そしてさらにそれを⾝体をもって描いているため、それは複製⾏為でありながら、決してまったく同じものとはなり得ない⼀回性をもった創造⾏為となる。

複製と⾔えば、ヴァルター・ベンヤミンが『複製技術時代の芸術作品』において、複製可能な芸術作品は時間的、空間的⼀回性、「いま」「ここ」にひとつしか存在しない作品にある「アウラ」が消失するとしたが、⼤澤の複製⾏為は、複製⾏為によってしか⽣じ得ないわずかな「バグ」や「ズレ」を際⽴たせることにより、作品に時間的、空間的⼀回性を持たせており、むしろ複製によって「アウラ」を⽣じさせていると⾔えるのかもしれない。

そう、⼤澤の作品は、複製でありながら複製でないというパラドックスを孕んでいるのだ。それは同時に、⼤量⽣産、⼤量消費というものに対して、あえて複製⾏為をもって対抗したアンチテーゼともとれる。

コピーアンドペースト「command CV」によってあらゆるイメージを簡単に複製できる時代に⽣まれた、⼤澤独⾃の「command CV」を、本展を通じてご覧いただきたい。



プロフィール


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⼤澤 巴瑠  Hal Osawa


1997年東京都⽣まれ、以前までの作品は⼀度描いたものをコピー機に通し、印刷したものを描くという作品を制作してきた。⼤量⽣産の象徴のコピー機。ここに⾃らバグを⽣じさせるという⾏為を⾏ってきた。ここから展開し、コピー機の露光を⾏うガラスの部分に直接インクを垂らし「描く」と「印刷」を同時に⾏った。これにより、引きずる⾏為そのものを可視化することが可能となり、⾝体と機械が分離していたところを⼀体化させた。
銀箔の下地により光を⽀持体にし、CMYKを⽤いることによりコピー機の印刷⼯程を⽰唆している。



主なグループ展

2017年  中央本線画廊 字と図展
2020年  Galerie Aube HOP 展2020
2021年  SkiiMa Gallery In between
2021年  ⻄武渋⾕ SHIBUYA STYLE vol.15
2022年  ARTDYNE 『はじまれり』
2022年  東京都美術館 KUA ANNUAL 2022「in Cm | ゴースト、迷宮、多元宇宙
2022年  代官⼭ヒルサイドテラス 「⼆次元派展」 【主な個展】
2022年  medel gallery shu 『ERROR』


■ 批評⽂:沓名美和

⼤澤巴瑠は他者とのコミュニケーションで起こる誤解や理解のズレを、複製という⾏為の不完全さから⽣じるイメージのズレに置き換え作品に落とし込んでいる。

その過程は⾮常にユニークで、デジタルで制作した原画をコピー機で複製し、さらにそれを⼿本とした複製画を⾁筆によって制作するというものだ。コピー機による印刷は対象物とそれを焼き付ける光、そして操作する⾏為者が三位⼀体となって⾏われるため偶発的な変化が⽣じやすく、厳密に⾔えばデジタルと同じものを複製することはできない。さらにそれをキャンバスに貼った銀箔とCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、墨)によって⾁筆で模写していくため、ますますオリジナルのデータから乖離したものが出来上がる。デジタルとアナログの複製を繰り返す事で、複製でありながら原画から徐々にズレていくその過程こそが⼤澤の着眼点であり、⼤量⽣産できる装置を使い唯⼀無⼆のものを作りだすことで 物の価値や意味を問いかけている。

⼤澤が原画の複製に使⽤するコピー機は、戦後のポップアートが批判した⼤量⽣産・⼤量消費を象徴するもののひとつであり、ペーパー レ スの進んだ現代においては過ぎた時代の象徴でもある。デジタル画像を瞬時にコピー&ペーストできる現代において、イメージや情報を複製することはますます容易くなったがその⼀⽅で、例えば単純な「ありがとう」という⽂字情報が発信者の意図と異なって伝達され、安易な複製によって拡散していくことも⽇常茶飯事だ。

⼤澤の描くモチーフには、iPhoneの絵⽂字やシンプル図形など⽇常で⽬にするとくに⼤きな意味を持たない「なんでもないもの」が恣意的に選ばれている。それが複製の過程で陰影やゆがみを与えられ変形していく過程は、意志のない偶然性(⼜は意志を持った⾏為)によ ってものの形が変化し、新たな意味性を与えられていく様⼦をありありと再現している。不⾃然に歪んだモチーフや引き延ばされたインクの形は原画とはかけ離れているものの、そこには妙な可笑しみや造形美があり、もはや複製ではなく唯⼀性を持った存在として変化していることに気づかされる。




開催概要



タイトル:

"大澤巴瑠 個展 " ⌘C + ⌘V ""

会期:
2022年10⽉30⽇(⽇)〜11⽉13⽇(⽇)12:00-19:00
※ 休館⽇│2022年11⽉1⽇(⽕)、11⽉8⽇(⽕)

会場:
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
東京都台東区今⼾1丁⽬2-10 3F

⼊場料:
観覧料 500円 (税込)〜
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場 料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を ⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に 寄付されます。

September 28, 2022

"TWO IRON MAN -鉄⼈の⼆⼈展-" 新⽊友⾏と寺尾勝広による展⽰を2022年10⽉8⽇(⼟)から開催

この度、アートプロジェクト集団 WATOWA GALLERYは、2022年10⽉8⽇(⼟)より WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO (東京都台東区今⼾1丁⽬2-10 3F)にて新⽊友⾏と寺尾勝広による"TWO IRON MAN -鉄⼈の⼆⼈展-"を開催いたします。

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新⽊友⾏と寺尾勝広の芸術性は異なるものである。新⽊はアスリートたちを描く。「ぶつかり合う瞬間を⾒たときの気持ちを⾔葉ではなく作品にしたい」という彼は、アスリートたちをデフォルメし動きを丁寧に捉える。濃密な⾊彩とコミカルさ、そして躍動感はバイタリティにあふれ、エネルギッシュさを持つ。⼀⽅で、寺尾は鉄⼯所で溶接⼯として働いていたことを背景に、「図⾯」と呼ばれるドローイングを⽣み出す。彼の作品、鉄⾻図⾯は重厚さだけでなく、緻密で焦点を持たず、繊細さをも兼ね備える。⼆⼈に共通するものと⾔えば、新⽊であればアスリート、寺尾であれば鉄といったモチーフを固定化し、それだけを追求するという制作の姿勢を貫いていることだ。

新⽊友⾏と寺尾勝広の作品は、ときに「美術」としての⾔葉では語られないことがある。それは彼らに障がいがあることに関係する。20世紀初頭ヨーロッパで⾒出された「アール・ブリュット」は伝統的な美術の外部の作品を指すものであったが、今⽇の⽇本では「障がいのある⼈のアート」という誤った認識がついている。本来の原義から離れた名称でカテゴライズされるが故に、障がいのある⼈が⽣み出す作品は「美術」としての視点で語られにくいことがある。作品の内実ではなく、作家⾃⾝の特性でジャンル分けされる現象はなぜおこるのか。問題は表現者ではなく、表現されたものをどう扱うかという社会の意識にある。⼀⽅で、新⽊と寺尾は、これまで「現代アート」の舞台で活躍し、多くのアートファンを魅了し続けてきた。本展は、現代アートとして評価を受ける新⽊と寺尾の作品を通じて、表現に対する社会の対応に疑問を投げかけるものである。

新⽊のデフォルメするスキルや⾊彩のバランス、寺尾の幾何学的図形がひしめく図⾯たち。彼らの独⾃性はその表現の中にこそ存在する。変わらぬものに情熱を燃やし続ける⼆⼈の鉄⼈の世界観を堪能してほしい。


"TWO IRON MAN -鉄⼈の⼆⼈展-"

タイトル:
"TWO IRON MAN -鉄⼈の⼆⼈展-"

会期:
2022年10⽉8⽇(⼟)〜10⽉16⽇(⽇)12:00-19:00

会場:
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
東京都台東区今⼾1丁⽬2-10 3F

⼊場料:
観覧料 500円 (税込)〜
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場 料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を ⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に 寄付されます。





新⽊ 友⾏  プロフィール


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1982年⽣まれ。⿊の繊細なラインが、無⾻なファイターたちの隆々とした筋⾁の動きと体のもつれを的確にとらえる。近年その対象はファイターたちにとどまらず、陸上や⽔泳、⾞椅⼦バスケットボールなど様々なアスリートにまで広がり、デフォルメされたその動きは躍動感が溢れる。「東京2020オリンピック・パラリンピック公式アートポスター」のアーティストの⼀⼈に選ばれるなど国際的な評価を得ている。



寺尾 勝広  プロフィール


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1960年⽣まれ。⽗親が経営する鉄⼯所で溶接⼯として20年間働いた後、鉄をモチーフに制作を開始。本⼈が「図⾯」と呼ぶ緻密なドローイングには、鉄⾻の柱をあらわす直線と溶接の⽬印をあらわす記号がひしめく。ニューヨークで初発表後に⽇本の現代美術館でも注⽬を浴び、
以来、ロンドンのギャラリーやシンガポールのアートフェアなど、海外での展⽰を重ねている。




アトリエインカーブ


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アトリエインカーブは、社会福祉法⼈素王会のアートスタジオとして2002年に設⽴されました。18歳以上の、知的に障がいのある現代ア ーティストたちの創作活動の環境を整え、彼らが作家として独⽴することを⽀援しています。現在29名(2022年9⽉現在)が所属。 2005年、ニューヨークで開催されたアートフェアに出品以降、海外・ 国内の美術館やギャラリーで展覧会が企画・開催されています。 2010年にアトリエインカーブのアーティスト専⾨の「ギャラリーインカーブ |京都」を開廊しました。国内のみならず、ニューヨークやシンガポ ールなど海外の現代アートフェアに積極的に出展しています。また、出版事業部の「ビブリオインカーブ」では、障がい福祉の概念を広げるような書籍やアーティストの画集、DVDを企画発⾏。作品をもとにオリジナルグッズの制作・販売も⾏っています。
今年で法⼈設⽴20周年をむかえます。




WATOWA GALLERYとは

WATOWA GALLERYは、現代⽇本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り⼊れた新しい感性を持つ若⼿の作家を中⼼として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を⾏い、アートに触れるタッチポイントを拡⼤します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと⽀援者との交流によって⽣まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、⽇本の若⼿アーティストの活躍と⽇本の若⼿コレクターの参⼊をサポートし、アーティストと⽀援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を⽬指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9⽉より、初のWATOWA GALLERYの本拠地となる WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOを浅草・今⼾にローンチ。

September 9, 2022

アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY」 活動拠点「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」を台東区今戸にオープン 2022 年 9 月 11 日 ( 日 ) から、藤元明による柿落とし展「Babel of the Sea / 海のバベル」を開催

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2022 年 9 月 11 日(日)、WATOWA INC. が運営するアートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY」が、台東区今戸にギャラリー / インキュベーションスペース「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(ワトワギャラリー / ザ・ボックス・トーキョー)」をオープン、柿落としとして、アーティスト藤元明による個展「Babel of the Sea / 海のバベル」を開催いたします。

WATOWA GALLERY は、様々なシーンにおいてアート・コミュニケーションの場を提供する活動を 2019 年より行ってまいりました。ストリートカルチャーやファッションなどに見られる "ジャパニーズフィロソフィー" を取り入れた、新感覚を持つ現代日本の若手作家に焦点を当て、約3年間のうちに 32 件の展覧会を開催してきたほか、他業種とアーティストをつなぐ様々なコラボレーション企画を多数実施しております。2021 年には、日本国内のアートシーンを活性化することを目的とした新たなアートアワード「WATOWA ART AWARD」を発足。応募者の年齢設定や、審査員となる有識者の幅広さと人数など、これまでにないアートアワードに注目が集まりました。

今回オープンするのは、これまで場所を特定せず活動してきた WATOWA GALLERY が、初めて活動拠点として持つこととなるギャラリースペース「WATOWA GALLERY」と、同じくWATOWA INC. が運営し、"この世代から始めるカルチャーを" をスローガンに新しいアートシーンを育むための実験的活動を行なっていくインキュベーション施設「THE BOX TOKYO」が共存するスペースとなります。浅草エリアの一角、今戸に建つ元段ボール工場のワンフロアを改装し、アートとその周辺活動を引き立てる空間を作り出しました。今後、様々な活動を行なっていく本スペースでは、その内容により、「WATOWA GALLERY」または「THE BOX TOKYO」と名称を変えて運営していきます。

柿落としとなる展示では、「WATOWA GALLERY」として、社会現象や環境問題をモチーフに作品展示やアートプロジェクトを展開するアーティスト・藤元明による個展「海のバベル」を9月30日(土)まで開催します。WATOWA GALLERYが独自の視点とコミュニケーションで挑む、アートシーン活性化のための実験場「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」に、ご注目ください。


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WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO

名称:
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
*開催内容により名称がいずれかに変更されます。

所在地:
〒111-0024 東京都台東区今戸 1-2-10 3F

面積:
150 ㎡

設計:
稲継 恵祐(PIKE http://www.pike.co.jp/

内容:
アートギャラリー / アートインキュベーション施設

運営:
WATOWA INC. http://www.watowa.jp/

ウェブサイト:
http://watowagallery.com
*9月9日(金)公開予定

Instagram:
@watowagallery

お問い合わせ:
gallery@watowa.jp




代表メッセージ


この度、WATOWA GALLERY は初のメイン・スペースを浅草 ( 台東区今戸 ) に構えることとなりました。浅草と押上のちょうど中間にある隅田川のリバーサイド・スポーツ・センターの目の前となる、のんびりとした空気の流れる場所です。かつてダンボール工場だったビルの 3 階にあるスペースには、"WATOWA GALLERY"、および、アカデミックなプロジェクトや「民衆によるミュージアム実験」をしたり、新たな業界としてのチャレンジを応援できるようなインキュベーション施設としての顔を持つ "THE BOX TOKYO" の2つが共存することになります。

私自身がファッション・シーンにおける演出家・プロデューサーとしてのプロダクションを 20 年近く、そして今もなお運営していることもあり、WATOWA GALLERY の立ち上げ時には、あくまで場所を持たないアート・プロジェクトのプロデュース集団という、ある意味ではアートコレクティブのような形態をとりながら、外部のさまざまなメンバーとのギルド的な関わりの中で生み出される、さまざまなプロジェクトの企画をし、活動を続けてきました。その中の一つの活動として、アートギャラリーの運営があります。アートギャラリーは、マーケットの側からアーティストを育てたり、アカデミック要素を含むアートの本質的な面白さを、初めてアートをコレクションするような方を含むコレクターのみなさんに伝える役割があり、きわめてストレートなやり方で業界の中に価値を生み出すことのできる活動体であり、ポジションであると考えています。

我々にとって、その活動自体が実験的な試みであり、日本のアートやアーティストたちを世界へと送り出していくために、若手を中心とした業界全体のビルドアップをどのように我々の世代からできるのか? をつねに問い続けてきました。それらの思想や活動をさらに加速させ、より本質的な実験に着手するためにも、WATOWA GALLERY の新しいスペースが必要だと感じ、今回のオープンに至りました。日本のアーティストによる新たなカルチャーの創造と共に、日本のアートシーン、職業、コレクターカルチャー、パトロンカルチャーの発展に貢献し、アカデミックな分野との融合を積極的に行っていきたいと考えています。さまざまなアートに関わる方々、ミュージアム、ギャラリー、キュレーター、クリティック、オークショニア、コレクター、パトロンのみなさんと日本のアート史をつくりあげていけるよう、これからも歩みを続けたいと思います。まだまだ、これからやりたいこと、現時点でできてないことはたくさんありますが、長い時間をかけて歴史を紡いでいけるように精進したいと思います。


WATOWA GALLERY 代表 小松 隆宏



about WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO


LOGOWTWGALLERY.jpgWATOWA GALLERY は、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。

現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。

WATOWA GALLERY を媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019 年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、WATOWA GALLERY 初の本拠地「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」を浅草・今戸にオープンします。


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THE BOX TOKYO とは、2022 年に元段ボール工場の跡地の一角を改装し、WATOWA GALLERY と空間を共存する新しいアートシーンを育むためのアートプロジェクト・インキュベーション施設です。 次世代のキュレーター、コレクター、クリティック、プロデューサーなど、アートの生態系を取り巻く多種多様なプレイヤーが互いに学び、ともに高め合うことをねらいとする支援や、プロジェクト、社会的なアート実験などを企画、サポートしていきます。 主にアーティストのみならず、キュレーター、批評家、活動家、文化研究者、コレクター、ギャラリスト、オークショニアなど、若手や異分野の専門家による「ミュージアム実験」をしたり、現代における、" この世代から始めるカルチャーを " をスローガンに始められる新たなアートのチャレンジを応援できるような施設として、新しいアートの価値や思想を生み出していくことを目的としています。




THE OPENING EXHIBITION


BOTS_001_0.png「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」の柿落としとして、社会問題や環境課題をモチーフに様々なメディアでの作品展示やアートプロジェクトの展開を行うアーティスト・藤元明による個展「Babel of the Sea / 海のバベル」を「WATOWA GALLERY」にて開催いたします。 2021 年に WATOWA GALLERY プロデュースにより開催した展覧会 "海ごみのあと" から、さらに進化した大型作品達や、藤元明のフィールドワークがより伝わる映像、これから始まろうとしている "海のバベル" プロジェクトの根幹となる思想や設計を見ることができる展示となります。 藤元明が考える新しい "海ごみ" と社会、人との向き合い方の新たな視点を、是非体感していただければと思います。




AKIRA FUJIMOTO SOLO EXHIBITION "Babel of the Sea / 海のバベル"

会期:
2022 年 9 月 11 日 ( 日 ) ‒ 9 月 30 日(金)12:00 ‒ 19:00
*火曜定休

会場:
WATOWA GALLERY
〒111-0024 東京都台東区今戸 1-2-10 3F

入場:
観覧料 500 円 ( 税込 )~
*台東区在住の方、芸術大学在校生は無料 ( 顔写真付き証明書提示 )
*自身で金額を決定するドネーションシステム ( ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、それが若手 アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITIONに寄付されます。)
*事前予約制。詳細は WATOWA INC. 公式 HP にて随時公開。

主催:
WATOWA INC. http://www.watowa.jp

問合せ:
gallery@watowa.jp *メールのみ




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藤元 明 AKIRA FUJIMOTO

1975 年東京生まれ、東京在住、東京藝術大学デザイン科卒業。1999 年コミュニケーションリサーチセンター FABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院を修了(デザイン専攻)。東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て、社会、環境などで起こる制御出来ない現象を社会へと問いかける展示やプロジェクトを立案・実施。様々なマテリアルやデジタル制御を組み合わせ、作品化している。

近年の主な個展に『Diastrophism- 地殻変動 -』(2022 年、六本木 蔦屋書店・BOOK GALLERY、東京)、『A Plastic on shore--海岸のプラスチック』(2021 年、サンシャインシティ、東京)、『海の近景 ‒Foreground of Sea‒』(2021 年、イイナパーク川口・歴史自然資料館、埼玉)、『海ごみのあと』(2021 年、elephant STUDIO、東京)、『Structure Slide』(2021 年、GALLERY ROOM・A、東京)など。グループ展に『Proximate Horizons 近しい遠景』(2022 年、ソノ アイダ # 新有楽町、東京)、『FUTURE MEMORY』(2021 年、コートヤードHIROO GALLERY、東京)、『ソノ アイダ #COVID-19』(2020 年、オンライン展示)、『慰霊のエンジニアリング』(2019 年、TODA BUILDING(TOKYO 2021)、東京)、『交叉域 Cross Domain』(2018 年、Suzhou Jinji Lake Art Museum、蘇州、中国)など。都市に生じる時空間的な隙間を活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」を主宰。

HP: 
https://vimeo.com/akirafujimoto
https://www.1future.jp 
https://www.tokyo2021.jp 
https://sonoaida.jp

IG: 
@akira_fujimoto



about  WATOWA INC.


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WATOWA 「 WA から WA へ」「 WA と WA 」
"クリエイティブをミックスするチカラ" "クリエイティブでコミュニケーションするチカラ"

「 WA 」
「 輪 」= Circle , Community 
「 和 」= Harmony , Balance , Peace
「 環 」= Environment , Ring

 WATOWA INC. は 「モノ」や「コト」を人へ、社会へ、未来へ向けて"創造" し "伝達 "するクリエイティブ・ミックス、クリエイティブ・コミュニケーションの仕事をしています。主に、企業やブランドのプロジェクトの目的に対して、方向性と課題に対するソリューションを見つけて、ファッションショーや、イベント、アート、テクノロジーのノウハウでリアルイベントやメディアを利用したコミュニケーションを開発、演出、企画します。


会社名:
WATOWA INC.

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-7-4 3F

代表者:
小松 隆宏

設立:
2011 年 3 月 14 日

ウェブサイト:
http://www.watowa.jp

Instagram:
https://www.instagram.com/watowainc

事業内容:
ファッションショーおよび PR イベント 演出 / 制作、カルチャーツーリズム企画 / 制作、アートプロジェクト企画 / 制作、企業ブランディングコンサルティング

August 15, 2022

松岡 柚歩 SOLO EXHIBITION "outline" Produced by WATOWA GALLERY

YUZUHO_kv_002_ol (1).png今注目の若手作家 ・松岡柚歩 がキャンバスに描く色の重なり
松岡 柚歩 SOLO EXHIBITION "outline" Produced by WATOWA GALLERY 開催
2022.8.20 (SAT) - 31 (WED) 12:00 - 19:00 at elephant STUDIO 1,2F



DESCRIPTION


2022 年 8 月 20 日 ( 土 )~31 日 ( 水 ) の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」プロデュースにより、注目の若手アーティスト・松岡柚歩 による個展「outline」を、東京・渋谷のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催いたします。 1996 年兵庫県生まれ松岡柚歩は、2021 年に京都造形芸術大学(現京都芸術大学)を卒業し、次代を担う若手作家のための公募展「シェル美術賞(現 IdemitsuArtAward)」学生特別賞を受賞するなど、在学中から注目を集める若手アーティスト。キャンバスにこだわり、手描きで描き出す色彩豊かなテキスタイルのような作品の数々が、視覚的異変を感じさせます。本展では、代表作の outlineシリーズに加え、未発表シリーズなど、約 20 点の作品を展示・販売いたします。 松岡柚歩の描く新たなフォーマリズムの定義を、ぜひご覧ください。

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MESSAGE from WATOWA GALLERY


松岡柚歩は、歴史上長きにわたって使用されているキャンバスというフォーマットの中での表現のみを追求するアーティスト。絵の具の置き方で、視覚の認識、色味の錯覚、残像など、ありとあらゆる視覚的異変を感じさせ、不思議な面白さを体験させてくれる。 現在のフォーマリズムとなる "形式の分析からの研究" という壮大なテーマの中、松岡は古典的な様式である "キャンバス" と "絵の具" で与えられる絵画の進化を追求している。 直線で構成されるチェック柄の上に、不確実な形の絵の具を厚く乗せたり、透明な絵の具を透けるように重ねたりすることで、その場所場所での柄が違って見えたり、柄に目がいったり、いかなかったりなど、視覚的な歪みや視認が変化する面白さなど、フォーマリズムの新しい一面になるのではないだろうか。 松岡の考える、思考が形になった表現を是非観ていただきたい。

WATOWA GALLERY 代表 小松 隆宏




ARTISTʼs PROFILE


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photo by 岡はるか


松岡 柚歩 Yuzuho Matsuoka


1996 年 兵庫県生まれ。
2021 年 京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)修士課程芸術研究科美術工芸領域油画専攻 修了。主な展覧会歴として、2022 年 個展「ピースとホール」(haku kyoto・京都)、 2022 年「ARTISTS′ FAIR KYOTO 2022」(京都文化博物館 別館・京都)、2021 年「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」(丸ビル1 階マルキューブ・東京)、「exhibition from shu」(ygion・京都 )、「DAWN-EXPOSITION 2021.04-」(銀座蔦屋書店・東京)、「2020年度京都芸術大学卒業制作展・修了展」(京都芸術大学・京都)、2020 年「シェル美術賞 2020」(国立新美術館・東京)。主な受賞歴として、2021 年「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」Proactive 賞、2020 年「シェル美術賞 2020」学生特別賞、 2019 年「2018 年度京都造形芸術大学卒業作品展」優秀賞。





松岡 柚歩  SOLO EXHIBITION  "outline"

日程丨2022年8月20日(土) - 31日(水)

時間丨12:00 - 19:00

場所丨elephant STUDIO 1,2F(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-7-4)

来場丨観覧料 500 円 ( 税込 )~

※ 8 月 24 日 ( 水 ) は観覧無料。 

※ 右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/1564

※自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に寄付されます。)

主催丨WATOWA GALLERY

お問い合わせ丨gallery@watowa.jp ※メールのみ

July 27, 2022

KASEKI CIDER SOLO EXHIBITION "KASEKI POP 2022"

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日本を代表するラッパー / アーティスト "かせきさいだぁ" が、ポップに表現する名作絵画たち KASEKI CIDER SOLO EXHIBITION "KASEKI POP 2022" Produced by WATOWA GALLERY 開催2022.8.8 (MON) - 14 (SUN) 12:00 - 19:00 at elephant STUDIO 1,2F



DESCRIPTION


2022 年 8 月 8 日 ( 月 )~14 日 ( 日 ) の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」プロデュースにより、アーティスト・かせきさいだぁ による個展「KASEKI POP 2022」を、東京・渋谷のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催いたします。 日本のヒップホップ界で強い影響力を持つ かせきさいだぁ は、ミュージシャン、ラッパーとして活動する一方で、イラストレー ター、漫画家、文筆家、作詞家と、様々な分野で活躍するアーティスト。2021 年に WATOWA GALLERY 所属アーティストとしてデビューし、歴史的絵画を独自のフィルターで翻訳した、 自身の音楽同様に「ポップな」作風が人気を博しています。WATOWA GALLERY による2回目の個展となる本展では、誰もが知る印象派の作品をモチーフとした新作を中心に、約 30 点の作品を展示・販売いたします。 西洋と日本の美をつなげ、「かせき・ポップ」として表す作品の数々を、ぜひご覧ください。


MESSAGE from WATOWA GALLERY


TOKYO CITY POP を代表するラッパーでもある" かせきさいだぁ" は、西洋美術史の中で誰もが知る名画を日本的に解釈し、浮世絵やアニメのようにアウトラインを取り、ミニマルに造形を捉える手法で、日本の新たなポップアートを実験している。 あえて絵の具そのままの色を用いたり、既製品のマーカーを使用することで、よりミニマルに "かせきさいだぁ" 流のカワイイを表現する「かせき・ポップ」。今回は日本人なら誰もが知る印象派作家の睡蓮シリーズをメインに、"西洋の静物" に対しての "日本の静物" シリーズ、アーティスト・ポートレートシリーズなど、新作が出展予定だ。 印象派には、葛飾北斎の浮世絵に影響を受けた西洋画家たちが多く、その印象派の作品が、西洋画の代表的なイメージとして日本人に幼少期から刷り込まれてきた。日本の美術教育の原点にも近い存在といえる。これらの作家たちの作品を、更に日本的解釈を施しPOPに仕上げる様は、ヒップホップにおける"サンプリング"である。かせきさいだぁは、日々のアート活動を通じて西洋と日本との美の影響を、"かせき・ポップ" として素直に表し、現代の日本人、そして、欧米人の感覚をつなげる作用を音楽同様に行っているのだと感じる。

WATOWA GALLERY 小松 隆宏




ARTISTʼs PROFILE


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かせきさいだぁ丨KASEKI CIDER
1995 年、1st アルバム『かせきさいだぁ』でデビュー。現在までオリジナル・アルバムを 6 枚リリース。ポップ・ミュージックの歌詞を引用したラップで注目を集め、今日では日本のヒップホップ界で強い影響力のあるミュージシャンの一人として知られている。ミュージシャン、ラッパーとして活動する一方、イラストレーター・漫画家・文筆家・作詞家とジャンルを問わず幅広く活躍するその姿はまさにヒップホップ・アーティスト。アクリルやマーカーを用い、シルバーの背景、ポップな作風が特徴の作品を手がけている。絵画作品では、歴史的名作をオマージュした「名画シリーズ」が近年注目を集めている。

HP. http://kasekicider.com FB. @kasekicider TW. @kasekicider





KASEKI CIDER SOLO EXHIBITION  "KASEKI POP 2022"

日程丨2022年8月8日(月) - 14日(日)

時間丨12:00 - 19:00

場所丨elephant STUDIO 1,2F(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-7-4)

来場丨観覧料 500 円 ( 税込 )~

※ 8 月 10 日 ( 水 ) は観覧無料。 

※ 右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/share/events/1540

※自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に寄付されます。)

主催丨WATOWA GALLERY

お問い合わせ丨gallery@watowa.jp ※メールのみ

June 27, 2022

SHUN SUDO『Blowin' in the Wind』開催 〜 今、感じたままの世界をキャンバスに表現 〜

東京とニューヨークを行き来しながら、壁画制作や様々な企業コラボレーションなど多方面で積極的に活躍するアーティストSHUN SUDO。この度、2022年7月9日(土)より、WATOWA GALLERYプロデュースによる個展『Blowin' in the Wind』を、東京・elephant studioにて開催いたします。

国内では5回目となるSHUN SUDOの個展『Blowin' in the Wind』は、現代を生きるアーティストとして、今の世の中で感じるままの"世界"をキャンバスに表現。新作の原画9点のほか、石版画作品3点、石版画+ペインティング作品6点、その他シルクスクリーン作品を展示・販売いたします。

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日々世界から飛び込んでくるニュースに少しずつ心が削られていた。
僕はその削られた部分を埋めるように絵を描いた。
絵のなかで武器を葬り、銃弾を花に変え、
絵を描きながら命について考え、平和を祈った。
僕にはそんなことしかできない。
でも僕の絵を見ただれかが
だれもが笑顔で語りあい、笑いあえる世界を守りたいと思ってくれたら、
それだけで僕はじゅうぶんだ。

SHUN SUDO

 

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SHUN SUDO solo exhibition『Blowin' in the Wind』

会期:  2022年7月9日(土)〜7月24日(日) 12:00~19:00 ※水曜休館
会場:  elephant studio 1-2F (東京都渋谷区渋谷 2-7-4)

内容:  原画 9点、石版画 3点(各エディション 5)、石版画+ペインティング 6点、
    シルクスクリーン 2点(各エディション 25)
入場料: 無料

主催:  WATOWA GALLERY http://www.watowa.jp/news
問合せ先  info@watowa.jp *メールのみ


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■版画摺り師・尾崎正志氏と石版画作品を制作

SHUN SUDO 初となる石版画作品を発表いたします。リトグラフといえば金属板での制作が主流だが、版画摺り師の尾崎正志氏の職人技に感銘を受け、ピカソの代表的な作品でも用いられたリトグラフの原点ともいえる石版石での制作にチャレンジしました。尾崎氏の「画家の筆」となり「画家の色」に染まることを常に目指す姿勢と、その繊細な表現力により SHUN SUDO らしい作品が完成しました。

➢ 制作の様子の動画はこちらから https://youtu.be/juI0_gdpQME




尾崎正志(版画摺り師)

1950年、木版画家 尾崎志郎の長男として札幌に生まれ、木版画技法の厳しい指導を受ける。小学6年の時に出会った利根山光人画伯の石版画に魅せられ、高校在学中に印刷工の見習いとして石版印刷を学ぶ。卒業後、社団法人日本美術家連盟に入職。23歳の時に文化庁派遣芸術家在外研修員の摺り師第1号としてパリに派遣され研修を受け、ミロ・タピエス、長谷川潔などヨーロッパを代表する画家の制作に従事する。帰国後、版画工房プリントハウス・オーエム(現・尾崎正志版画工房)を設立。現在に至る。

国内外著名作家の版画摺りに従事する傍ら、後進の指導・育成にも努め、特種製紙株式会社の委嘱を受け版画用紙の開発・改良も行う。日本では伝統木版画の彫り師や摺り師が知られているが、欧米においても伝統的な石版・銅版画のプリンターが存在する。しかし、彼らは版種ごとに分化されており、木・銅・石・シルクさらにはデジタル技法までもクロスオーバーする総合版画摺り師は世界的にも例が無い。今日、技術の進歩速度は目覚しく加速しているが、現代の芸術、こと版画世界という枠においても技術革新の波を被らずにはいられない。職人にとって伝統技術の習得はあくまで基本、とする尾崎は、新しいテクノロジーを使いこなし芸術家に提供する事こそが、現代の職人摺り師に求められる責務であると考える。

 


SHUN SUDO

1977年、東京生まれ。世界を旅しながら得た感性をもとに独学でアートを学ぶ。水墨画的な動静を併せ持った繊細なタッチ、グラフィティを彷彿とさせるストリートテイストのPOPな色彩。映画、音楽、スポーツ、自然、アニメーションからインスピレーションを得て生まれた幻想的な「生物」と「花」。一つのジャンルに収まりきれない、彼の世界観が紡ぐアート作品が近年世界から注目を集める。2015年、初のソロ・エキシビジョン「PAINT OVER」をNew York で開催。翌年には40年に渡りギャラリー、美術関係者から絶大な支持を受けるマンスリーのアートブック「BLOUIN GALLERY GUIDE」のカバーページにも採用。それ以降、国内外で個展を開催しながら New York, Miami, Tokyo (Ginza) で手掛けたスケールの大きなアートウォールもアートファンのみならず、ファッション関係者の間でも話題に。NIKE, Apple, PORSCHE などのグローバル企業とのコラボレーションも多数手掛け、その創作活動は既に日本を飛び出し世界のアートシーンに刺激を与えている。

Official web site: http://www.shunsudo.com/
Instagram: https://www.instagram.com/shun_sudo/

 


Selected Exhibitions

2022
・"Taycan Soul Canvas"Porsche - Art car project (Tokyo)
・"GINZA SONY PARK PROJECT" Mural (Tokyo)
・"Palm Beach Modern + Contemporary" GR Gallery (Florida)

2021
・"ARTdemic" solo exhibition, TERRADA ART COMPLEX (Tokyo)
・"Olympic - TOKYO 2020" Mural (Tokyo)
・"PRIDE ART 2021" Clifford Chance (Tokyo)
・"Art Fair Tokyo" Seibu Shibuya (Tokyo)
・"The mural project - Let's Spring" Seibu Shibuya (Tokyo)

2020
・"2020" solo exhibition, ANB Tokyo (Tokyo)
・"GINZA SONY PARK PROJECT" Mural (Tokyo)
・"SUMMER GATHERING" group exhibition, GR Gallery (New York)

2019
・"Live session" STARBUCKS RESERVE®ROASTERY TOKYO (Tokyo)
・"TOKYO CREATIVE GUILD - Key visual" Apple Marunouchi store (Tokyo)
・"SOLITUDE" solo exhibition, Seibu Shibuya (Tokyo)
・"ARCUS PRIDE ART 2019" Clifford Chance (Tokyo)
2018
・"Art Miami" Miami (Florida)
・"Miami Design District" Mural (Florida)
・"INNOCENT FOREST" solo exhibition (New York)
・"pop & street" Seibu Shibuya (Tokyo)

2017 
・"Art New York" (New York)
・"NIKE AIR FORCE 1: 35 Anniversary - Jump Around" NIKE
KICKS LOUNGE (Tokyo)
・"Paint Over" solo exhibition (Tokyo) 
・"pop & street" Seibu Shibuya (Tokyo)

2016
・"Aqua Art Miami" Miami (Florida)
・"Paint Over" solo exhibition (New York) 

2015
・"SCOPE Miami Beach" Miami (Florida)
 ・"Paint Over" solo exhibition (New York) 
 ・"Bushwick Open Studios" (New York) 

 

 


小松隆宏(WATOWA GALLERY 代表)からのメッセージ


須藤俊(SHUN SUDO)は、感覚的な要素を通じて、日本と海外の文脈、あるいはストリートとハイファッションの領域を接続する新たなアートのかたちを切り開こうとしているアーティストだと言える。SHUN SUDOは、社会の風景や状況、カルチャーシーンをモノクロのドローイングとして描き、その上からオーバードローイングで平和を象徴する「ボタンフラワー」や「黄色いバンビ」、「煙」といった、彼独特のアイコニックなモチーフをビビッドなカラーで加えていく。まるでおとぎの国の世界のように幻想的ではあるが、それでいて現実感に立脚する深みのある景色がそこに現出している。本展をきっかけにしてSHUN SUDOの世界観に引き込まれ、そのビジョンを共にしたいと考える鑑賞者がさらに増えることを願っている。

近年、パンデミック、紛争、差別などの問題が世界を賑わしており、日本ではすぐさまそれらを報じたニュースは流れるが、そこには奇妙なまでに現実感が欠如しているように思われる。日本のアーティストたちもモヤモヤとした感情を抱えているが、一見すると「平和」で「豊かな」この国において何をするべきなのか、つねに戸惑っているのではないだろうか。フェイク・ニュースにあふれ、何が「正解」なのかが不明瞭な世界のなかで、SUDOは、それでも何らかのアクションを起こすことを選択した。インターネットがなかった時代とは違って、離れている場所の現実について、メディアに操作された情報も、より加工されていない生の情報も受信することができる。そんな現代の日本で活動するアーティストだからこそできる活動、そして表現できる作品もあると信じている。

こうしたカオス的な状況を見るにつけ、かつて気象学者のローレンツが語った「バタフライ・エフェクト」という言葉を思い起こす。日本という極東の島国においてSUDOの作品が生み出す羽ばたきによって、世界にすこしでもより良い方向に変化していくための光が生まれるかもしれない。

この展覧会を通じて、日本のアートにおける多様性が創出する「バタフライ・エフェクト」の目撃者として、新しいARTの胎動を感じてほしい。


HP. http://www.watowa.jp/news
IG.  @watowagallery
CONTACT. info@watowa.jp

 

June 18, 2022

日本国内のアートシーンを活性化する、新たなアートアワード「WATOWA ART AWARD 2022」 始動

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アーティスト、キュレーター、コレクターなどジャンルも年代も異なる 15 名による審査対象作品、6 月 20 日 ( 月 ) 募集開始


DESCRIPTION


アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」の主催により、2021 年に始動した新たなアートアワード「WATOWA ART AWARD」を本年も開催いたします。2022 年度受賞者を選出するにあたり、2022 年 6 月 20 日(月)より作品募集を開始いたしました。 未来を担う新しい才能の発見を目的とする WATOWA ART AWARD では、20 ~ 45 歳と幅広い年代のアーティストを対象とすることで、次世代の若い才能はもちろん、これまで活動の場が限られてきた中堅作家にもスポットを当て、作品発表の機会を創出。アート教育を担う有識者、国内外で活躍するアーティスト、インキュベーションを行うキュレーターやアートコレクターなど、アートアワードとしては異例の、年代もジャンルも異なる 15 名もの審査員を迎え、それぞれの知見により審査作品へのフィードバックを行うなど、受賞者との積極的なコミュニケーションを図ることで今後の活動を支援いたします。 2 回目となる今回は、6 月 20 日 ( 月 ) ~ 9 月 16 日 ( 金 ) の募集期間後、画像資料による一次審査、作品実物による二次審査を経て、12 月 19 日 ( 月 ) ~ 26 日 ( 月 ) に開催する「WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION」にて、ファイナリスト作品の展示とともに受賞作品を発表。グランプリには WATOWA GALLERY プロデュースによるソロエキシビジョンの開催権、準グランプリにはグループエキシビジョンへの参加権を授与するとともに、グランプリにはソロエキシビジョンに向けた制作協力金 50 万円を提供いたします。審査員賞も設置し、各ジャンルにおいて活躍する審査員毎に様々なサポートを用意いたします。 WATOWA GALLERY はこれまで、数多くのエキシビジョンおよびプロジェクトのプロデュースを行い、アート・コミュニケーションの場を提供して参りました。独自の感性で演出する展示空間により、限られた専門家だけでなく、業界や年代を超えた多くの方に、カルチャーとしてのアートを楽しんでいただいております。また、来場者が若手作家を支援する第一歩として、500円からのドネーション制入場料を設けることで、アートシーンへの理解と親近性を深める取組みを行っております。(*本アワードは、これまでに集まった寄付により運営、開催いたします。)WATOWA ART AWARD では、これらを拡大するため、より多くのアーティストに発表の場を提供し、世界での活躍に向けた実戦的で継続的な支援を行って参ります。 国内アート市場の活性化を目指す WATOWA GALLERY のアートアワードに、ぜひご注目ください。



MESSAGE


日本の若手アーティストの活動範囲を広げ、発表するチャンス、そして評価されるチャンスを作りたい。さらに、日本にはまだ根付きの浅いアートコレクターやキュレーターなどのサポーターへのタッチポイントを増やしたい。 経歴やジャンル、年齢は問わず、革新的なアイデアや新しいビジョンを見せてくれる、日本のアート界の未来を担う才能を発見し、サポー トしていきたい。WATOWA GALLERY は、アーティストがこれからの時代で活躍していくための基盤づくりとして、アーティスト一人では作り上げられないようなアートプロジェクトやアートエキジビジョンのプロデュース、空間演出などを手掛けていくと同時に、さらに、作品が世に出るチャンスをアーティストに提供し、その後も継続的な支援を行っていきます。 私たちと一緒に、新時代を作り上げませんか。挑戦し続けるあなたの作品を、私たちは求めています。


WATOWA GALLERY / WATOWA INC. 代表
小松 隆宏

OUTLINE


WATOWA ART AWARD 2022

アートプロジェクト・プロデュース集団 WATOWA GALLERY が主催する、
アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的とした新たなアートアワード

http://www.watowa.jp/news/2022/06/post-10.html 


▷応募資格
 募集および開催期間中に日本在住の 20 歳以上 45 歳以下の方

▷募集内容
 ・未発表の平面作品(壁面設置可能な立体作品も可)
 ・1 人または 1 グループにつき 1 作品
 ・500×400mm ~ 1500×1200mm / 厚さ 30 ~ 300mm / 20kg 以内


▷応募方法
 ◎一次審査 
 ・作品画像
 ・ポートフォリオ
 ・規定応募用紙(ステイトメント、プロフィールなど) をメール送付

 2022年 6 月 20 日(月)~ 9 月 16 日(金)23 時 59 分 必着 
 *11 月上旬にメールにて合否通知予定
    一次審査の発表ですが、通過者の方のみのご通知を持って発表に変えさせていただきます。
    何卒ご了承ください。


 ◎二次審査
 作品実物を送付
 2022 年 11 月 9 日(水)~ 11 月 13 日(日)必着 
 *12月5日(月)にメール/SNSにてファイナリスト発表

 *応募方法は下記 URL にてご確認ください。
 https://forms.gle/trjziQWXHc7vQzwT9

▷参加費
 無料 *二次審査の作品送料のみ自己負担となります。

▷贈賞
 ①グランプリ WATOWA GALLERY プロデュースによるソロエキシビジョン開催
  WATOWA GALLERY よりソロエキシビジョンに向けた制作協力金 50 万円

 ②準グランプリ WATOWA GALLERY プロデュースによるグループエキシビジョン参加

 ③各審査員賞 審査員により異なる
 *入賞作品の購入、グループ展参加、作品へのフィードバックなど

▷審査
 有識者 15 名により選考

▷発表
 「WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION」にてグランプリ発表
 ファイナリスト作品展示・販売
 期間:2022 年 12 月 19 日(月)~ 26 日(月) 場所:調整中 決定次第 website にて発表

▷主催
 WATOWA GALLERY(WATOWA INC.)

 Shibuya office elephant STUDIO   
 〒150-0002 東京都 渋谷区 渋谷 2-7-4 elephant STUDIO 3F
 HP. http://www.watowa.jp IG. @watowagallery
 
▷問合せ先
 gallery@watowa.jp *メールのみ



審査員


01.鬼頭 健吾.jpg鬼頭健吾
(アーティスト / 京都芸術大学大学院教授)
photo by 藤山誠

02.大庭 大介.jpg大庭大介
(画家 / 京都芸術大学大学院准教授)
photo by You Ishii

03.薄久保 香.jpg薄久保香
(画家 / アーティスト / 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻准教授)
photo by Daisuke Ohmori


04.山本 浩貴.jpg山本浩貴
(アーティスト / 文化研究者 / 金沢美術工芸大学講師)

5.椿 昇.jpeg椿昇
(現代美術作家 / 京都芸術大学 教授 / 東京芸術大学 客員教授)

06.ヒロ杉山.jpgヒロ杉山
(アーティスト / WAVE プロデューサー / ENLIGHTENMENT 代表)

07.山峰 潤也.jpg山峰潤也
(キュレーター / 株式会社 NYAW 代表取締役 / 一般財団法人東京アートアクセラレーション)
photo by ittetsumatsuoka

08.久保田 真帆.jpg久保田真帆(MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター)

09.牧 正大.jpg牧正大(MAKI Gallery オーナー)

10.芦川 朋子.jpg芦川朋子(WAITINGROOM・オーナー / ディレクター)

11.千葉 由美子.jpg千葉由美子(Yumiko Chiba Associates 代表取締役)

12.家入 一真.jpg家入一真(株式会社 CAMPFIRE 代表)

13.草野 隆史.jpg草野隆史 ( 株式会社ブレインパッド 代表 代表取締役社長 )

14.寺内 俊博.jpg寺内俊博(西武・そごうアートディレクター)

15.小松 隆宏.jpg小松隆宏(アートプロジェクト・プロデューサー / WATOWA INC. 代表 / WATOWA GALLERY 代表・プロデューサー / 演出家) 

*15 名 順不同

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