この度WATOWA GALLERYは、LAを拠点に置くアーティスト、アレハンドロ・ロベスを中心とした、自然と人間の関係性、をテーマに制
作活動を行うアーティストを募った企画展、Back to Nature を開催いたします。本展では、それぞれ拠点の異なる作家による作品を 通して、現代社会おける人間という生き物にとっての自然とは何なのか?という問いを提示し、自然との対話を促します。
アーティストのアレハンドロは、現代を「自然と人間が最大限に乖離した今までにない社会」とし、彼自身が自然との対話を通して制作 した作品を提示。Yosemite シリーズでは、作家自身がアメリカ / カリフォルニアのYosemite vallyの山奥に赴き、人が立ち入らないような過 酷な環境の中で制作した絵画作品群を展開。一人広大な大地に身を置き自然と向き合うことで、作家自身が仏教寺院での五行修行によって得た、最終的に何も存在しない境地 ―「無」に到達するという経験を呼び起こし、それによって得た新たな自然との新たな関係性を掲示します。
登半島の"海ごみの山"を訪れた経験を契機に、大量消費社会が生み出した"ゴミ問題" について考えを巡らせた美術家の藤元明は、実際に能登半島のごみを素材として制作した海ごみシリーズ "LAST HOPE" を出展。2020年の当ギャラリーにおける個展にて、初めてギャラリーにて売約された作品群として知られる本シリーズは、アクセスの厳しい浜に国境を漂着し、溜まり続ける海ごみの山の直ぐ側に、藤元が道具を持ち込み溶かし固めるという工程経て制作され、素材の色をそのまま活かした鮮やかな抽象表現作品として提案されます。
自身にとって自然は、飽きることのない象徴的なモチーフと語る原口みなみは、"記憶" や "思い出" をキーワードに、鑑賞者自身の記憶と のつながりを通して得られるプリミティブな感情との共鳴、をテーマとして制作活動を行うアーティスト。2022年度、雲丿平山荘AIRプログラムにおける滞在制作を経て制作した絵画作品群を始め、作家の特徴の一つでもある花をモチーフとした作品などを展示。出展作品のう ちのひとつ「山のまつり」は、雲ノ平で見たニッコウキスゲの群生と、春になりそれらが一気に芽吹いた美しさ、またある種の恐ろしさや 狂気が発想の起点となっており、教会で見られる祭壇画のように三連画を用いることで、自然への畏怖や神々しさを掲示します。
WATOWA GALLERYの考える、新たな展覧会を起点とした自然との接続を、ぜひご覧ください。
About the Aritists
ロサンゼルスに生まれ、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインで学ぶ。卒業後 25 年の間アメリカを離れ、四大陸で生活し、絵を描いてきた。現在はカリフォルニアに在住。 「その旅の中で、私たちが互いに分かち合っている共通点や自然そのものに、人間の絆を見出したのです」。
彼の画家としての活動の大部分はチャリティー活動の分野で行われていました。東京、パリ、カラカス、ロサンゼルスで開催されたグループ展に参加するなど、ワールドワイドに作家活動を行っております。
WebSite:https://minamiharaguchi.com
Instagram : @AlejandroLopez https://instagram.com/amlart?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==
Youtube : https://www.youtube.com/@aml-art
Akira Fujimoto 藤元明
1975 年東京生まれ、東京在住、東京藝術大学デザイン科卒業。
1999 年コミュニケーションリサーチセンター FABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院を修了(デザイン専攻)。東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て、社会、環境などで起こる制御出来ない現象を社会へと問いかける展示やプロジェクトを立案・実施。様々なマテリアルやデジタル制御を組み合わせ、作品化している。
近年の主な個展に『Diastrophism- 地殻変動 -』(2022 年、六本木 蔦屋書店・BOOK GALLERY、東京)、
『A Plastic on shore海岸のプラスチック』(2021 年、サンシャインシティ、東京)、『海の近景
‒Foreground of Sea‒』(2021 年、イイナパーク川口・歴史自然資料館、埼玉)、『海ごみのあと』(2021 年、
elephant STUDIO、東京)、『Structure Slide』(2021 年、GALLERY ROOM・A、東京)など。グルー
プ展に『Proximate Horizons 近しい遠景』(2022 年、ソノ アイダ # 新有楽町、東京)、『FUTURE
MEMORY』(2021 年、コートヤード HIROO GALLERY、東京)、『ソノ アイダ #COVID-19』(2020 年、
オンライン展示)、『慰霊のエンジニアリング』(2019 年、TODA BUILDING(TOKYO 2021)、東京)、『交
伹域 Cross Domain』(2018 年、Suzhou Jinji Lake Art Museum、蘇州、中国)など。都市に生じる
時空間的な伱間を活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」を主宰。
HP: https://vimeo.com/akirafujimoto https://www.1future.jp https://www.tokyo2021.jp
https://sonoaida.jp
IG: @akira_fujimoto
1990年大阪生まれ。2016年京都市立芸術大学院修士課程修了。日常にある些細なものを象徴化する作品制作を行う。表現方法は平面絵画からインスタレーションまで多岐に及ぶが、近年ではモチーフをデジタルドローイングし、切り紙でコラージュ、それを油絵にするという媒体を何度も移りかえていく表現技法をとる。主な個展に「シンボルとジャンク」福住画廊 / 大阪(2021)、「ハイ・ヌーン・カウンター」福住画廊 / 大阪(2018)、グループ展に「Diffusion of Nature 2023 土と夢」WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京)、「PLAY」Yoshiaki Inoue Gallery/大阪(2022)、「台灣當代一年展」台北花博公園爭艷館 / 台湾(2019)などがある。
HP:minamiharaguchi.com
IG:rainbow_moci
開催概要
【タイトル】Back to Nature
【会期】6/10(土) - 6/29(木)
【会場】elephant STUDIO 1F-2F
【入場料】入場(ドネーションチケット) : 500円(税込)〜
* 6/24(水), 6/21(水),6/28(水)は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制
https://artsticker.app/events/9342
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場 料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。
【主催】WATOWA GALLERY
イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2023/05/back-to-nature.html
Instagram:https://www.instagram.com/watowagallery/
CONTACT:gallery@watowa.jp
アーティスト・トーク
開催に先駆け、 6/9(金) にアーティスト・トークを開催いたします。
<日時> 6/9(金) 17:00 ~ 17:30
<登壇者> アレハンドロ・ロペス、小松隆弘(WATOWA GALLERY) 、藤元明
※ゲスト登壇の可能性あり
※予約制。以下メールアドレスまでご連絡くださいませ
gallery@watowa.jp
この度、プロジェクト・プロダクション・コレクティブWATOWA GALLERYは、 芸術家・ミレイヒロキによる展示をWATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO にて2023年6月5日(月)から6月25日(日)まで開催いたします。
Statement
1993年よりアメリカの⻄海岸に残っていたヒッピーカルチャーを中心に、グラフ ィティ・ヒップホップカルチャーに影響を受けてグラフィティ集団KBHの唯一の 日本人として、クレヨン、アクリル、スプレー、油等の画材を使い"花"を描き始 める。
2007年、1995年ボストン在住時に構想した使い捨てビニール傘に花のペイント をして街で一⻫に開き街を花で埋め尽くす作品 「100UMBRELLAS」を渋谷スクランブル交差点でゲリラパフォーマンスを決行、 ビニール傘の使い捨て問題への問いと、"ハプニング"のアート活動を実験的に行 う。
以来、東京を中心に、京都、広島、福島、熊本など多数の街にその時に集まった ボランティアや、その場にいる人たちと、花を咲かすアートパフォーマンスを行 ってきた。
また東日本大震災の被災地、被災者の心のケアを花のペイントや、2015年から 2018年にかけて、広島原爆ドーム前での追悼パフォーマンス、インスタレーショ ンなど、日本が持つ戦争や震災といった破壊のあった歴史的場所で"花"を咲かせ ていくという活動がいつしかミレイヒロキのヒップホップ、ストリートのバック ボーンから来ている、立ち上がる精神、強く美しく生きてゆく姿勢とリンクして 人々に影響を与えているのではないだろうか?
"花"という一般的かつ普遍的なモチーフはプリミティブな人間のシンプルな思考 として、美しさ、儚さ、強さ、弱さなど、さまざまな感情に訴えかける。 ミレイヒロキは、"花"を媒介として、LAの貧富の差のあるカルチャーの中で、彼 らが生き抜いてきたアメリカでの仲間との時間や生きざま、ストリートから得てきた精神を共有しているのだろう。
"強く美しく生きる"
アーティストのクリストが世界のさまざまな場所を"梱包"するシリーズにあるように、本人もランドアートと言われることに疑問を持ち、そもそも何がアートなのか?芸術性とは?の議論のきっかけ自体を生み出している。
ミレイヒロキは国内で「花の傘」のインスタレーションは話題にはなったが、日本のアート業界からは"アート?アートではない?"と話されて いた。 2010年にクリストが来日した際、直接会いに行き"花の作品"を見せクリストと話をした。返って来た言葉はとてもシンプルで気持ちを後押しさ れたと語る。" You are ARTIST "
その事が今も花を描き続ける事へ少なからず影響を与えている。 その瞬間に開いた"花"はいったいどこへ行った? そもそも、その"花"とはなんだったのか?
ミレイヒロキは"花"が行きたいところについていったような感覚だ、と語るが、それは地域や社会、そこにいる人が"それ"を求めていたのかも しれない。シンプルな花の絵の奥に、何か物悲しくも、強い意志のような感覚を感じずにはいられない。写真では伝わらない、彼らの活動の軌跡を目の当たりにしていただきたい。
WATOWA GALLERY 代表 小松隆宏
ミレイヒロキよりメッセージ
今回の個展に向けて制作した100号8点からなる連作シリーズは「花と死には類似点がある」という言葉にインスピレーションを得て作 品を制作。 花が持つ生と死の関連性や生命力を表すことに着目し、自分たちの中にある花を描く衝動や動機を探求、生き続ける花と枯れていく花の 相対性を描いた。手法は90年代にLAやNYのアンダーグラウンドで活動していたグラフィティアーティストやミレイヒロキもメンバーで あるLAを拠点に活動するアーティスト集団KBHとの関わりの中で実際に体現したスプレーペインティングから引用。色のしぶきのコント ロールと体感を組み合わせることで、キャンバス上に強いタギング※要素を作り出しコロナやロシアのウクライナ進攻など、現代におけ る絶望的な状況の中でも自分たちの魂の衝動を制作にぶつける価値観を追及した。
生き続ける花と枯れていく花の相対性とは、花が生命力あふれる存在でありながら、同時に儚くて一瞬一瞬が貴重な存在であるというこ とを表している。花は色鮮やかで美しく、私たちに様々な感情や思い出をもたらすが、同時に枯れていく過程も見守ることができる。作 品では、生き続ける花と枯れていく花の対比として生命力溢れる力強い花を描いているが、徐々に枯れていく終わりの始まりを花びらか ら落ちていく色で表現している。
描く花は花瓶に飾られる花ではなく、大地に咲く花をイメージしてキャンバスの下から上へ大胆に描く。それは自然の美しさや生命力を 讃え、その力強さを表現したいという思いからです。
※タギング(tagging)とは街のあちこちに見られる個人や集団のマーク(目印)とされるものを描いて回る行為。
批評文
ミレイヒロキは2人の人間でありながら、1人の芸術家として活動してきた。その2人の人間は、それぞれ、あるいは共に、1980年代以降、 アメリカ各地を中心にして、(特殊)メイク、フィルム、ファッション、ストリート(ヒッピー)・カルチャーなどを領域域横断的に摂 取してきた。ミレイヒロキの芸術実践は、それゆえ、「二人それぞれが数人だったのだから、それだけでもう多数」(ジル・ドゥルーズ +フェリックス・ガタリ『千のプラトー──資本主義と分裂症』)であるような幅広さと奥行きが備わっている。ミレイヒロキは一貫して「花」をモチーフとして作品を制作し続けている。資金が底をついて唯一手元に残ったクレパスを使って、1枚 のわら半紙に2人で描いた花は、キャンバスの外へと出て、さらには美術館やギャラリーの外へと出た。公共空間を通じて国内外に広が ってきた花々は、作者の手を離れたあとでさえ、あたかも自律した生命体のように増殖を止めることはない。本展では、コロナ禍やウク ライナ侵攻などを経て、ミレイヒロキの花々が照らし出す現代の様相が示されるだろう。
文化研究者 山本 浩貴
Artist's profile
ミレイヒロキ
ミレイヒロキは2人の人間でありながら1人の芸術家として活動。 近年ではSHARE FLOWERSを立ち上げ「環境・心」などをテーマに作 品を制作。 これまでにミッキーマウス生誕75周年、90周年の為の絵画制作、イサム ノグチ「AKARI」とのコラボレーション。 2007年からは表参道ヒルズ・渋谷交差点・京都鴨川・赤坂サカス・大坂 梅田、 椿山荘庭園、広島旧日本銀行、広島原爆ドーム前など日本各地をキャン バスに大規模な作品を発表。 新聞、報道など社会面で数多く取り上げられる。ビニール傘の使い捨て 問題を国内に広げ報道写真展に記事が選出される。 2010年はNYのセントラルパークで開催された日米親善交流イベント 「JAPAN DAY」公式アーティストとして全てのビジュアルアートを担 当。 デザインしたT-シャツがチャリティー販売され4本の桜の木が親善の証 としてNY在総領事館よりセントラルパークに植樹される。 2011年以降は総合的なアートプロデュースを各地で展開する。 東日本大震災へのアート活動がNHK「花は咲く」でドキュメンタリー として国際放送含め放送される。 またNHK「美の壺」にも作品が取り上げられる。 被爆70年をむかえた2015年NHK広島を5~8月と総合演出。 2017年には年間を通して総合演出した作品が「DSA日本空間デザイン 銀賞獲得」 2019年10月環境フェスティバル福岡総合演出、12月東京都神代植物 公園にてインスタレーション作品設置。 2020年は環境庁のプロジェクトで各地へ視察、アートを通して新たな発 見、可能性を探る。 東日本大震災、熊本地震、水害被害などを受けた地域への継続的な活動 支援は現在も続けられている。 「アートの力」で全国に花を咲かせているアーティスト。
WebSite:https://www.share-flower.com/ Instagram:https://www.instagram.com/artist_mireyhiroki/
出展作品例
会 期:2023年6月5日(月)〜 6月25日(日)12:00 - 19:00 ※木曜定休
会 場:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戶1丁目2-10 3F)
入場料 :ドネーションチケット 500円(税込)〜
※6/7(水)、6/14(水)、6/21(水)は観覧無料
※自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場 料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。
アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。) ※観覧にはご予約が必要です
こちらのURLよりご予約をお願いいたします:https://artsticker.app/events/7394
イベントページ: http://www.watowa.jp/news/2023/05/-where-have-all-the-flowers-gone-65.html
Instagram:@watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp
この度、プロジェクト・プロダクション・コレクティブWATOWA GALLERYは、 TRADMANʼSとsneakerwolfによる展示【 TRADMANʼS × sneakerwolf "SUPER TRAD" 】をWATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO にて2023年5月14日(日)から5月28日(日)まで開催いたします。
MESSEGE
TRADMANʼS × sneakerwolf 日本のトラッドをアップデートし続け、世界のストリートカルチャーと融合 をさせる2人のコラボレーション。
今回は、新世代の盆栽team TRADMAN'S と江戶カルチャーとストリートを ミックスするアーティストsneakerwolf。 異なるジャンルのように見えて、 しっかりと日本の歴史の文脈としては重なり合う2人の展覧会だ。
江戶時代はとてもユニークな日本特有の街づくり、システム作り、カルチャ ーが根付いている。
その代表的な一つとして"盆栽"がある。 盆栽は唐の時代(平安時代あたり)か ら盆景なる中国から伝来された盆の上に作り出す景色の芸術として持ち込ま れ、日本における 植木ブームを経て、江戶時代に大衆化し分業化され盆栽と いう一つのジャンルとして大きく形成されたカルチャーである。 江戶に急成⻑した盆栽カルチャーを今を生ききている日本のスタイルとして伝統と革新を続けTRADMANʼS。
それと江戶を発祥とする図案文字"江戶文字"がある。400年続いた江戶時代 だからこそ根付いた、日本の商業文字であり、カワイイカルチャーの基礎と も言える。 江戶文字に代表する江戶時代のストリートカルチャーとして独自の研究から SD"Super Deformism"と名付けた芸術論を元に、日本オリジナルのグラフィティカルチャーとして位置付けた"Kanji-Graphy/カンジグラフィ"シリー ズなど、新たな日本のアイデンティティを表現するsneakerwolf。
この両者だからこそ生み出されるシン・東京ストリートスタイルは、国内外からのファンが多い。 これこそ、今の日本を象徴する"時代性""生き方""日本的ART性"の一つであり日本の歴史を踏襲する新しいスタイルの一つとなりつつある。 今回は、その2人のコラボレーション作品とインスタレーションを新しいカルチャーと して目撃し、愛でていただきたい。
WATOWA GALLERY 代表 小松 隆宏
十数年前にwolfさんの作品を初めて見た時、何か同じ匂いを感じた。
いつかこの人と表現したいと思った事は今でも鮮明に覚えている。
それから時が経ち今こうしてお互いが引き寄せ合い現代に必要な何かを〔SUPER TRAD〕として表現出来る事に喜びと感謝しかない。
同じ日本の伝統文化を守りながら何処か革新をつくスタイルは僕達にしか出せないカラーだと確信している。
皆さんにはシンプルにカッコいいアップデートされた日本の伝統を是非見て感じてもらいたい。
TRADMAN'S
小島 鉄平
鉄平くんと初めて会った日。僕のアートと鉄平くんの盆栽を一緒展示できたら面白いよねと話したくらい、最初から何か感じるものがあった。
それは単純に和だからということではなく、伝統を愛し、敬意を払いながら、現代に即したアップデートを進めていく心意気、姿勢が自分と似ていると感じたからだったように思う。
今回の[SUPER TRAD]展は、そんな僕と鉄平くんでなければできなかった、まだ誰もやってない、見たことがない伝統。まさに[SUPER TRAD]といえる展示になった。
本展の開催が新たな同志に広がり[SUPER TRAD]という新しいムーブメントとして、世界に発信していく始まりになればと思っている。
sneakerwolf
Detail
【タイトル】TRADMAN'S × sneakerwolf "SUPER TRAD"
【会期】 -前半- 5/14(日) ~ 5/21(日) -後半- 5/22(月) ~ 5/28(日) ※両会期共に木曜定休
【営業時間】12:00~19:00
【会場】WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戸1丁目2-10 3F)
【観覧料】ドネーションチケット 500円(税込)〜
*5/17 ( 水 )、5/24 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制:https://artsticker.app/events/6243
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。
イベントページ: http://www.watowa.jp/news/2023/04/sw-tr-wtw.html
HP:http://watowagallery.com
Instagram:@watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp
Artists
TRADMANʼS / 小島 鉄平(Teppei Kojima)
千葉県柏市松葉町にて幼少期を過ごし柏市立松葉中学校を卒業。音楽、ファ ッション、タトゥーなどストリートカルチャーの虜となった学生時代を経て、 バイヤーとしてアパレル業界にて活躍。海外へ買付けに行く内に、日本文化 の素晴らしさに改めて気づき、『盆栽』の歴史の深さや美しさに魅了される。 『日本の伝統文化である盆栽を世界へ伝えたい』と一念発起し、2015年 TRADMAN'S BONSAIを結成。(2016年(株)松葉屋を設立)唯一無二の世界観 で『盆栽』のある空間を演出し「shu uemura」「NIKE」「Dior」 「RIMOWA」など様々なブランドやアーティストと共演。『伝統とは革新の 連続』を胸に、日本の格好良さを盆栽を通して、老若男女、そして世界へと 発信している。
WebSite: https://tradmans.jp sneakerwolf
東京を拠点に活動するアーティストSNEAKERWOLF。
17世紀の江戸時代を発祥とする、提灯、火消し半纏や祭り、仕事半纏、千社札などに見られる、書をディフォルメすることで生まれた伝統的な図案文字 "江戸文字"。
これらの西洋からの影響を受けていない江戸庶民の美的感覚によって構築された、これら文字文化の芸術的価値を、世界で最初となる日本オリジナルのグラフィティ(ストリート)アートとして位置付け、アルファベットを漢字のパーツとして構築したオリジナルの江戸文字を、グラフィティアートやポップアートなどのテクスチャーを用い表現した唯一無二の<Kanji-Graphy/カンジグラフィ)シリーズ作品で人気を獲得しました。
近年では、江戸文字の構造を、 現代のアニメカルチャーにおけるスーパーディフォルメと関連付け、 "Super Deformism" スーパーディフォニスム と名付けた芸術理論を元に、 ワード作品の他、ブラシストロークなどの抽象作品、キャラクターなどの具象作品にその理論を拡張しています。
そして、SNEAKERWOLFはIconoclasm (偶像破壊、因習打破)、 固定概念や先入観の破壊、解体という一貫したテーマを元に活動を行っています。
2017年PORTER Gallery(表参道)でのアーティストとしての初個展以来、回数を重ねるごとに評価を高め、2019年モスクワで行われた国際的なミューラルアートフェスティバル <URBAN MORPHOGENESIS>に日本人として唯一選出されるなど、世界からも支持されています。
Homepage: http://www.sneakerwolf.com
Instagram: https://www.instagram.com/sneakerwolf/
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO とは
WATOWA GALLERYは、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートが ファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、ア ートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、初のWATOWA GALLERYの本拠地となる WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO を浅草・今戸にローンチ。
この度、プロジェクト・プロダクション・コレクティブWATOWA GALLERYは、 画家・佐野凜由輔による展示【ZOOOOOOOOM/BRUSH WORK】をWATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO にて2023年4月2日(日)から4月16日(日)まで、【ZOOOOOOOOOM/蓄積する色 彩】をelephant STUDIOにて4月9日(日)から4月23日(日)まで開催いたします。
Profile
佐野凜由輔 Ryusuke Sano
幼少期はカートゥーン、アニメーション、漫画などに没入し、10代後半でアートに関心を持つ。2016年に文化服装学院を卒業後、画家を志しNYへ渡米。様々なエキシビションやトレードショーへの参加を経て、2018年に初の個展を開催。以後、美術史や私的な記憶に基づくイメージを手繰り、自身の日々積み重なる経験を"ZOOM"と題したコンセプトで精力的に作品を発表している。エンターテインメントやファッションとのコラボ、広告に至るまで幅広く活動中。
Site ryusukesano.com
Instagram @ryusukesano
Twitter @yulustreet
Concept
"ZOOM"とは
画家、佐野凜由輔が柔軟に作品制作を行えるよう自身で確立したコンセプト、あるいはテーマです。その概念は、佐野作品を読み解く上でとても重要になります。彼の経験や記憶、脳裏に蓄積されてきたアーカイブを素地にして、キャンバスへ放出している挙動、それを指し示しています。本人が言うには、現在の情報過多の環境において「積み上げられた多くの事柄を、自分地点から解釈し直す」ことだと。コンテンポラリーアートを通した視覚的実験とも言えるかもしれません。
モチーフをスクラップ・アンド・ビルドしながら描き上げる、正統な構図、基軸や中心をあえて欠いた作風は、鑑賞者の感情や想像力、そして、認識さえ動揺させます。規則性のない表現方法にはフィギュラティブとアブストラクト、ドローイングとペインティングが共存しており、時に色彩の層を重ね、時に主題の具象をバラし、時に抽象をも白に消し去り......レイヤーを成すことで、観る者個々の視点、捉え方によって作品が幾層にも変化しながらも、多角的に理解可能な要素として配置されています。
美術を独学した佐野は特定の様式や手法に偏らず、調和・均衡を崩して、仕上げにシリアスな緊張感を与えます。大胆な彩色がインパクトを担っていますが、一方でトーンを落とした色味との両方を使い、鮮やかな空間に余白を譲ることもあります。それは、各素材の自立性を際立たせ、維持させつつ、包括的なまとまりをもたらせたいためです。
目で見る以上にイメージは重層的。様々に考察できます。観者へ概観するだけでなく、ディテールを飽かず見入らせ、そして、押し迫り、引き込む。"ZOOM"はそういった実感を持って対峙したいコンテンポラリーアートシリーズです。
Statement
【ZOOOOOOOOM/BRUSH WORK】
佐野凜由輔作品の持つ"スクラップ・アンド・ビルドな構図"の解釈が、新たな開放へ。
それは、決してこれまで描いてきたコンポジションが喪失した訳ではなく、より確かな成熟へと向かっていることを意味します。
ビーチでくつろぐ男たちや積み上げられたテディベア、さらには生い茂った草木が続く庭......
そんな日常として存在しうる"風景"を、モチーフとしベースに落とし込んだ構図は、近年の作品に見る変化の中でも特に注目をしてほしいエレメントです。言わば、インパクトのあるレイアウトに力強いストロークが目立っていた従来の作品に対し、どこか感情へ入り込む巧緻な側面を持ち合わせた、情景的なフィクションへの昇華。
一様ではないテーマを扱う中、アウトプットの技法を熟考しトライし続けることが成果となり、通覧すると特徴は多種多様。再び、ディテールにおいての精妙さを見つめなおせば、ドローイングやストロークなど幅広い手法からなる大胆さと表情の豊かさは変わらずも、より細やかな一つひとつの筆致を追求して、繊細さを所々方々へアプローチすることで、幾ばくにも拡大し縮小する"ZOOM"の奥行と本質が磨き上げられました。
ゆえに、これまで通りの強烈に重なりあう色彩を帯びた無数の象形の蓄積が、相乗的な深みとなり思考を刺激し、原作品どれをとっても其の折でのマスターピースと誇れるものとなりました。
【ZOOOOOOOOOM/蓄積する色彩】
これまでの" スクラップ・アンド・ビルド "な構図から、ノイズを削ぎ落とすかのように執着した色彩。その『蓄積する色彩』は、佐野凜由輔が個性とする「鑑賞者と作品とのパースペクティブに生まれるマクロとミクロの作用し合う "ZOOM" 」を表す上で、切実でピュアな動力性に繋がる新たな要素となりました。
今回の創作は、常にモチーフ、テクスチャーが一分一秒と流動的に姿を変え、時間の不可逆性すら過去⇆現在を行き来できる可逆性に。ひとつのストロークやドリッピング、スプレーイングにおいても確信的な偶発として形成し、キャンバスへ次々とレイヤリングし、グラデーションを丁寧に仕上げることにより、抽象と具象が互いの色相を引き立てます。
そうして自身のオリジナルに幾ばくも立ち返り、それぞれの手法や技法と対峙することによって、本質の雄弁な表現力は揺るぎなく、そして、観る者の情操へ働きかける原作品を完遂させました。
主催者より
佐野 凛由輔との出会いは2019年。
インスタグラムから熱烈なオファーから、表参道のファッション・セレクトショップでの展示を見に行った。
その時の、彼の熱量と作品の荒々しくも、素朴さと、軽快さを覚えてコレクションしたところから始まる。
その時から彼の制作コンセプトは"ZOOM"だった。
それは、彼が人生の中で感じる様々な感情や生きている中の風景、時代、がファッションのように時には早く、目まぐるしく変わっていく。
深く、浅く、遠く、近く、人のコミュニティや、人が見る風景や世界は、ZOOM in やZOOM outを繰り返しながら変化している。
彼はそれを客観的、主観的の視点を、繰り返しながら1枚のキャンバスに入れ込んでいく。
その時々の彼自身の身を置いているカルチャーの中で表現されていくアートピースたちは、1枚でZOOM in -outが多様にあるものもあれば、いくつかを並べて空間の中でのZOOMを体験できるような作品群もある。
2020年のWATOWA GALLERYでの初の個展の際、空間の中で平面作品をどう見せるのか?を私は考えてきたが、
今回、佐野凛由輔とのmtgやスタジオビジットした結果、空間全体でのZOOMの思考を体験できるか?
あるいは、展示する場所エリアによって、表現の違い、または、受け取る側の共感の違いは生まれるのか?その違いこそ、ZOOMで表現したい多様な社会の営みではないのか?
彼のアートの持つ、思考の一つのチャレンジが、今回実現することになった。
そして、彼の表現のアップデートや、
彼の目線は、この時代、この世代における社会やコミュニティを感覚的に表現しているように感じる。
きっと、そんな時代性と感覚のリンクがKing Gnuという日本の現・時代を表現し、熱狂を生んでいるロックバンドとの共作やアートワークを手掛ける事につながっているのだろう。
彼のZOOMは今回で 7回目"ZOOOOOOOOM" と 8回目"ZOOOOOOOOOM" 2会場同時開催をすることになった。
展覧会のたびに増殖し続ける「 O 」は彼の移りゆく世界観をある意味表現する言葉として、コンセプトも徐々にアップデートされていくことが伺える。
昨年の10月に香港で開催した個展を期に、多様なエキシビジョンを目指す方向になってきている。
本年度、大型の野外展示・インスタレーションも視野に入れている中、
今回の展示では、東京という都市の中での多様性をエキシビジョンの場所を変えることで共感は変わるのか?どう共感するのか?の実験として、2会場を選択した。
浅草では、新しい新境地長野に制作場を移し出してから垣間見える視点の変化と、大型の作品と小さな作品で リアルなZOOM in outを体感してもらえるような展示。作品群としてもここ最近の制作場を長野県に移したことにより、生活を意識したり、過去やWEBから引っ張って来る画像をランダムに選び取った作品群が並ぶ。
都会で制作していたときの人の群れや、FACEシリーズのような大量の顔を中心とした作品郡とはまた変化している。
そして、渋谷では、FACEやANIMALなどのモチーフを中心に、都会の感覚と、それらをアップデートした作品たちとなる。
今回、展示期間を重ねるようにした意図は、浅草・渋谷、大きな空間・小さな空間、新しい視点・ずっと持っている視点、このような、場所によっても異なる"ZOOM"を体験していただきたい。
WATOWA GALLERY 代表 小松 隆宏
Detail
〈浅草〉
タイトル: Ryusuke Sano solo exhibition【ZOOOOOOOOM/BRUSH WORK】
会期:2023年4月2日(日)〜4月16日(日) 12:00-19:00
会場: WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戸1丁目2-10 3F)
入場(ドネーションチケット) : 500円(税込)〜
*4/5 ( 水 )、4/12 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/4655
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場 料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。
イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2023/03/Ryusuke-Sano-Exhibition.html
〈渋谷〉
タイトル: Ryusuke Sano solo exhibition【ZOOOOOOOOOM/蓄積する色彩】
会期:2023年4月9日(日)〜4月23日(日) 12:00-19:00
会場:elephant STUDIO(東京都渋谷区渋谷2-7-4 1-2F)
入場(ドネーションチケット) : 500円(税込)〜
*4/12 ( 水 )、4/19 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/4656
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場 料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。
イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2023/03/Ryusuke-Sano-Exhibition.html
夢·時間·記憶を切り口とした作家5名をキュレーション。
この度、「Depths of Dreams ー 夢·時間·記憶」展がWATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOにて3月12日より開催いたします。
夢は古代は神などの超自然的な存在からのお告げと考えられたり、心理学の世界では潜在意識や抑圧された感情が夢となって現れるとも言われています。時間と空間がいくつも折り重なって浮かび上がる夢の舞台では、人々の過去や未来、現実と妄想、意識と潜在意識、様々な要素が複雑に混ざりあい作りあげられた物語が繰り広げられます。私達にとって夢とはどのようなものでしょうか?
本展覧会は、5名の作家による絵画、写真、インスタレーション、ビデオで構成され、夢·時間·記憶をめぐるイメージの具象化を提示します。これらの作品を通じて、現代を生きる私たちが持っている、さながら夢のような時間の主観性や客観性は何かを問うと同時に、私たちは、夢であれ、日常生活であれ、自己や他者であれ、何を体験·記憶するのかだけではなく、いかに時空を越えて生きているのかという問いを投げかけます。
WATOWA GALLERY/THE BOX TOKYOのスペースが全体的に没入型·シェア型の体験空間を創出され、人々の夢で生まれたランドスケープ、時間の経過が物質世界に残した痕跡、過去または未来の記憶の風景を示します。
すべての未来はこれから起こる過去です。私たちは夢の中の人であり、夢を見ている人でもあるかもしれません。
本展覧会は、WATOWA GALLERY/THE BOX TOKYOによって夢の奥に入り込む空間を生み出し、夢の実在のイメージや、夢の素材でもある現在人々の私的·集団的記憶を具体的に表現し、共有します。
WATOWA GALLERY 代表 小松 隆宏
タイトル: Depths of Dreams ー 夢·時間·記憶
会期
VIP:2023年3月11日(土)15:00-21:00
GENERAL: 2022年3月12日(日)〜3月26日(日) 12:00-19:00
会場: WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
東京都台東区今戸1丁目2-10 3F
入場(ドネーションチケット) : 500円(税込)〜
*3/15 ( 水 )、3/22 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/3402
*⾃⾝で⾦額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から⼊場 料を⾃⾝で決定し、それが若⼿ アーティスト⽀援のためのドネーショ ンとなるシステム。アーティスト⽀援と国内アートシーンの活性化を⽬的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。
イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2023/02/depth-of.html
HP:https://watowagallery.com
Instagram:@watowagallery
因幡 都頼 Torai Inaba1988年北海道生まれ。2012年、武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。
近年主な個展に、「目他-ユニバース」(watowagallery/elephant STUDIO, 2022)、「レスポワール展」 (スルガ台画廊, 2020)、「12」(画廊くにまつ青山, 2019)、「因幡都頼個展 -無声-」(コートギャラリー国立, 2017)、「ここにない堤防」(コートギャラリー国立, 2016)など。公募展に、2022年「第25回岡本太郎現代芸術賞」展、入選(川崎市岡本太郎美術館)、2021年「第8回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞」展、優秀賞(豊橋市美術博物館)、2017年「第20回 岡本太郎現代芸術賞」展、入選(川崎市岡本太郎美術館)など。
HP:https://inabatorai.com
IG:@toraiinaba
今坂 庸二朗 Yojiro Imasaka
主な展覧会に、The Still Point -まわる世界の静止点(kudan house, 東京, 2021)、SCAI 30th Anniversary Exhibition 「アースライト―SFによる抽象の試み」(駒込倉庫, 東京, 2019)、Temporal Measures(white rainbow, ロンドン, 2014)、Land Politics (Valletta Contemporary, マルタ, 2019)、Betwixt and Between(Galerie Tore Suessbier, ベルリン, 2013)、第14回岡本太郎現代芸術賞(川崎市岡本太郎美術館, 神奈川, 2011)など。
HP:https://takahiroueda.com
IG: @ tkhrd__
榎本 マリコ Mariko Enomoto1982年生まれ、東京都在住。 日本画家であった曽祖父の影響もあり、幼い頃から自然と絵のある環境で育つ。 ファッションを学んだのち独学で絵を描き始める。 個展やグループ展で、植物や動物などに顔を覆われた人物のアクリル画を中心に発表する 他、近年では書籍の装画、演劇のビジュアル、CDジャケットなど様々なジャンルのアー トワークを担当し、チョ・ナムジュの小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)、 川上未映子の連載小説「黄色い家」(読売新聞)の挿絵などを手がけている。
HP:http://www.mrkenmt.com/
IG:@mrkenmt_tmk
楊 建華 YANG Jianhua1995 年中国深圳生まれ。2017 年広州美術学院視覚デザイン学部アニメーション学科 卒業。2021 年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。アニメーション作家として世界中に活躍している。2Dアニメーター、3DCG、ストップモーションなど様々なジャンルのアニメーションを制作し、デジタルハリウッド大学で講師を担当している。
アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」の主催により、2021年に始動した新たなアートアワード「WATOWA ART AWARD」。第3回となる開催に向け、4月12日(水)より作品募集を開始いたします。
未来を担う新しい才能の発見を目的とするWATOWA ART AWARDでは、20~45歳と幅広い年代のアーティストを対象とすることで、次世代の若い才能はもちろん、これまで活動の場が限られてきた中堅作家にもスポットを当て、作品発表の機会を創出。アート教育を担う有識者、国内外で活躍するアーティスト、インキュベーションを行うキュレーターやアートコレクターなど、アートアワードとしては異例の、年代もジャンルも異なる12名もの審査員を迎え、それぞれの知見により審査作品へのフィードバックを行うなど、受賞者との積極的なコミュニケーションを図ることで今後の活動を支援いたします。
今回より、アーティストの真鍋 大度氏や建築家の永山 祐子氏、現代美術史家の沓名 美和氏、株式会社between the arts CEOの大城 崇聡氏などが審査員に加わり、より幅広くかつ深い視点による審査を実施してまいります。
3回目となる今回は、4月12日(水)~9月15日(金)の募集期間後、画像資料による一次審査、作品実物による二次審査を経て、12月17日(日)より開催する「WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION」にて、ファイナリスト作品の展示とともに受賞作品を発表。グランプリにはWATOWA GALLERYプロデュースによるソロエキシビジョンの開催権、準グランプリにはグループエキシビジョンへの参加権を授与するとともに、グランプリにはソロエキシビジョンに向けた制作協力金50万円を提供いたします。審査員賞も設置し、各ジャンルにおいて活躍する審査員毎に様々なサポートを用意いたします。
過去2回開催後の活動の中で、個展開催やグループ展への参加、メディア露出、ギャラリー所属など、支援による成果も現れ始め、受賞者たちの認知向上および活動範囲や販路の拡大につながっております。
WATOWA GALLERYはこれまで、数多くのエキシビジョンおよびプロジェクトのプロデュースを行い、アート・コミュニケーションの場を提供して参りました。独自の感性で演出する展示空間により、限られた専門家だけでなく、業界や年代を超えた多くの方に、カルチャーとしてのアートを楽しんでいただいております。また、来場者が若手作家を支援する第一歩として、500円からのドネーション制入場料を設けることで、アートシーンへの理解と親近性を深める取組みを行っております。(*本アワードは、これまでに集まった寄付により運営、開催いたします。)WATOWA ART AWARDでは、これらを拡大するため、より多くのアーティストに発表の場を提供し、世界での活躍に向けた実戦的で継続的な支援を行って参ります。
国内アート市場の活性化を目指すアートアワードに、ぜひご注目ください。
開催概要
WATOWA ART AWARD 2023
アートプロジェクト・プロデュース集団 WATOWA GALLERYが主催する、
アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的とした新たなアートアワード
http://www.watowa.jp/news/2023/02/watowa-art-award-2023.html
【審査員】
鬼頭 健吾(アーティスト/京都芸術大学大学院教授)
ヒロ 杉山(アーティスト/WAVE プロデューサー/ENLIGHTMENT 代表)
薄久保 香(アーティスト/画家/東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻准教授)
真鍋 大度(アーティスト/プログラマ/DJ)
永山 祐子(永山祐子建築設計 主宰)
沓名 美和(現代美術史家/キュレーター/ディレクター)
牧 正大(MAKI Gallery オーナー)
家入 一真(株式会社CAMPFIRE 代表/起業家)
大城 崇聡(株式会社between the arts CEO / 一般社団法人日本アートテック協会 代表理事)
高橋 隆史(株式会社ブレインバッド 代表)
寺内 俊博(西武・そごうアートディレクター)
小松 隆宏(WATOWA GALLERY 代表/アートプロジェクト・プロデューサー /WATOWA INC. 代表 /演出家・プロデューサー)
*12名 順不同
【応募資格】 募集および開催期間中に日本在住の20歳以上45歳以下の方
【募集内容】 未発表の平面作品(壁面設置可能な立体作品も可)
1人または1グループにつき1作品
500×400mm ~ 1500×1200mm / 厚さ30 ~ 300mm / 20kg 以内
【応募方法】
一次審査 作品画像 / ポートフォリオ / 規定応募用紙
(ステイトメント、プロフィールなど) をフォームにて提出
2023年4月12日(水)~9月15日(金) 23時59分 必着 *11月上旬にメールにて合否通知予定
二次審査 作品実物を送付
2023年11月9日(水)~11月13日(日) 必着
*12月5日(火)にメール/SNSにてファイナリスト発表
*応募方法は下記URLにてご確認ください
【参加費】 無料 *二次審査の作品送料のみ自己負担となります。
【贈賞】
① グランプリ:WATOWA GALLERY プロデュースによるソロエキシビジョン開催
WATOWA GALLERYよりソロエキシビジョンに向けた制作協力金50万円
② 準グランプリ:WATOWA GALLERY プロデュースによるグループエキシビジョン参加
③ 各審査員賞:審査員により異なる
*入賞作品の購入、グループ展参加、作品へのフィードバックなど
【審査】 有識者 12名により選考
【発表】 「WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION」にて
グランプリ発表 / ファイナリスト作品展示・販売
期間:2023年12月17日(月)~
場所:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
〒111-0024 東京都台東区今戸1丁目2-10 JKビル3F
【主催】 WATOWA GALLERY(WATOWA INC.)
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
〒111-0024 東京都台東区今戸1丁目2-10 JKビル3F
Shibuya office elephant STUDIO
〒150-0002 東京都 渋谷区 渋谷 2-7-4 elephant STUDIO 3F
IG. @watowagallery https://www.instagram.com/watowagallery/
【問合せ先】 gallery@watowa.jp *メールのみ
主催者より
今年、WATOWA ART AWARD は3年目を迎えます。それに伴い、より幅広い分野、多岐にわたるアートの観点から審査をしていきたいと考え審査員の入れ替えも行いました。
これにより、WATOWA ART AWARDの応募作品が、各審査員の目にはどう映るのか、多様性を持った審査が生み出す新たな評価の創出に期待しています。
このアワードが、アーティストはもちろん、キュレーターや、ギャラリスト、コレクター、建築家、批評家など、アートに関わる各分野の皆さんの中で、日本においてアーティストと世界を繋げる架け橋となり、また、新たなアートの可能性、広がりを見つけていけるようなコミュニティの一つとしてあれるように努めてまいりたいと思います。
日本のアートシーンを盛り上げる一つの動きとして応援していただけると嬉しいです。
WATOWA GALLERY / WATOWA INC.代表
小松 隆宏
過去受賞者の活動実績(一部抜粋)
<2021年度 受賞者>
倉敷安耶(グランプリ / SHIBUYA STYLE賞 *寺内俊博 個人賞)
2022 西武渋谷店主催グループ展「nine colorsXVI」参加
2023 WATOWA GALLERY プロデュースにより個展開催予定
松田ハル(奨励賞 / 芦川朋子賞 *グループ展/プライズ付き)
2022 WAITINGROOMキュレーションによるグループ展「拡散距離 / コンヴァートの作法 / 可変太陽」参加
山本亜由夢(鬼頭健吾賞 / 小池藍賞 / 牧正大賞)
2022 MAKI GALLERY 所属 グループ展 / 個展 多数参加
2023 小池藍アートYouTube番組「MEET YOUR ART」出演 / 作品販売
三原回(準グランプリ)
2023 WATOWA GALLERY プロデュースにより個展開催予定
三浦光雅(小松隆宏賞)
2022 WATOWA GALLERY プロデュースによるグループ展参加
<2022年度 受賞者>
杉田万智(準グランプリ / 牧賞)
城間雄一(準グランプリ / 薄久保香賞/ヒロ杉山賞)
小川 泰(準グランプリ)
2023 WATOWA GALLERY プロデュースによりグループ展開催予定
⾼野勇⼆(⼭峰潤也賞)
2023 ⻄武渋⾕店主催グループ展「y-Generation VIII」
*審査員・寺内俊博⽒の招致により
⼭崎雅未(SHIBUYA STYLE 賞 *寺内俊博 個⼈賞)
2023 ⻄武渋⾕店主催グループ展「アートスロープ」参加
(2023 年 3 ⽉ 29 ⽇(⽔)~4 ⽉ 23 ⽇(⽇) B 館 8 階=美術画廊・オルタナティブスペース)
2023 年 5 ⽉ ⼤阪商業施設での個展開催決定
2023 年 7 ⽉ 都内商業施設での個展開催決定
2023 年 9 ⽉ 海外フェア視察派遣(韓国) 予定
主催者について
WATOWA GALLERY ワトワギャラリー
WATOWA GALLERYは、現在の⽇本のストリートカルチャーやファッション、あるいは独創的かつ先進的なテクノロジーやジャパニーズフィロソフィーを取り⼊れた新しい感性を持つ若⼿の作家を中⼼に、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクトプロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡⼤します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと⽀援者との交流によって⽣まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信します。さらに、⽇本の若⼿アーティストの活躍と⽇本の若⼿コレクターの参⼊をサポートし、アーティストと⽀援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティによって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を⽬指します。 2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月、WATOWA GALLERY初の本拠地「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」を浅草・今戸にオープンしました。
HP. https://watowagallery.com/
IG. @watowagallery
CONTACT. gallery@watowa.jp * メールのみ
皆様のご注目ならびに多くの方のご応募を、心よりお待ちいたしております。
HIDDEN CHAMPIONと、1980年代からポップアート・ストリートアートを国内に紹介してきた「西武渋谷店」が、毎年恒例となっているグループアートショー「pop & street AN ANNUAL」を、2023年1月に開催いたします。
会場は、 これまでに実績のある「西武渋谷店」、 「WAG GALLERY」、「JOINT HARAJUKU」、「AND COLLECTION」、「WATOWA GALLERY」の5会場に、「calif SHIBUYA」、「X-girl Store」の2会場が新たに加わり、計7会場にて実施。
WATOWA GALLERYは、WATOWA GALLERYはオルタナティブスペースelephant STUDIOを会場とし、参加いたします。
ぜひ足をお運びください。
出展アーティスト一覧
sneaker wolf
かせきさいだぁ
Shintaro Nakanuma
buggy
OLI
Funny Dress-up Lab
塚本暁宣
三原回
Ryusuke Sano
Shinichi Wakasa
因幡都頼
And more
開催概要
POP & STREET AN ANNUAL 2023
会期 2023.1.12 (木) ~ 2023.1.22 (日) 12:00〜19:00
会場 elephant STUDIO 1F-2F (東京都渋谷区渋谷 2-7-4)
入場 (ドネーションチケット)500 円(税込)〜
* 1/18 (水)は観覧無料。
* 自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、 それが若手 アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内 アートシーンの活性化を 目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に寄付されます。)
主催 HIDDEN CHAMPION
問合せ gallery@watowa.jp (メールのみ)
URL http://www.watowa.jp/news/2022/12/pop-and-street.html
WATOWA ART AWARD 2022 受賞者を発表します!
皆様、受賞、入選おめでとうございます。
WATOWA ART AWARDは引き続き皆様の活動を応援してまいります。
【グランプリ】
該当者なし
【準グランプリ】
杉田 万智、城間 雄一、小川 泰
【奨励賞】
三藤 有希子、矢島 陽介、塩谷 良太
【個人賞】
鬼頭 健吾 賞 小野 勇人
大庭 大介 賞 髙橋 瑞樹
薄久保 香 賞 城間 雄一(準グランプリと同時受賞)
山本 浩貴 賞 細澤 奈奈
椿 昇 賞 久村 卓
ヒロ 杉山 賞 城間 雄一(準グランプリと同時受賞)
山峰 潤也 賞 高野 勇二
久保田 真帆 賞 二村 有音
牧 正大 賞 杉田 万智 (準グランプリと同時受賞)
芦川 朋子 賞 Aokid
千葉 由美子 賞 平子 暖
家入 一真 賞 Yusuke Sugisawa
高橋 隆史 賞 Kankou Tong
寺内 俊博 賞 山崎 雅未
小松 隆宏 賞 中田 有華
【入選】
飯島 秀彦、小野 久留美、片桐 正義、河本 慎介、韓皓文、菊地 虹、Ken、Koichiro Kojima、古賀 勇人、近藤 洋平、近藤 拓丸、サカイ ケイタ、桜井 旭、澤田 明子、神頭 優太、瀬尾 椋生、大東 忍、高橋 周平、竹内 康雄、武内 雄大、田代 ゆかり、Tatsunori Hosoi、TAN KAI SHEUAN、ZHANG XINDAN、中井 伸治、中沼 慎太郎、にいみひろき、西村 祐美、西村 大樹、野中 美里、橋本 佑紀夫、樋爪 悠子、藤井 智也、藤本 純輝、星 飛鳥、正木 美穂、MIZUKI、森田 玲音、八木 春香、山谷 菜月、横村 葵
準グランプリ
奨励賞
この度、アートプロジェクト集団 WATOWA GALLERYは、2022年12月19日(月)〜2022年12月26日の期間中、 WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO (東京都台東区今戶1丁目2-10 3F)にて『WATOWA ART AWARD 2022 EXIHIBITION』を開催いたします。
2回目となる今回は、300名弱のエントリーが集まり画像資料による一次審査、作品実物による二次審査を経て、12月19日(月)~26日 (月)に開催する「WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION」にて、ファイナリスト作品の展示とともに受賞作品を発表。 グランプリには WATOWA GALLERY プロデュースによるソロエキシビジョンの開催権、準グランプリにはグループエキシビジョンへの 参加権を授与するとともに、グランプリにはソロエキシビジョンに向けた制作協力金 50 万円を提供いたします。審査員賞も設置し、各 ジャンルにおいて活躍する審査員毎に様々なサポートを用意いたします。
WATOWA GALLERY はこれまで、数多くのエキシビジョンおよびプロジェクトのプロデュースを行い、アート・コミュニケーションの場 を提供して参りました。独自の感性で演出する展示空間により、限られた専門家だけでなく、業界や年代を超えた多くの方に、カルチャ ーとしてのアートを楽しんでいただいております。また、来場者が若手作家を支援する第一歩として、500円からのドネーション制入場 料を設けることで、アートシーンへの理解と親近性を深める取組みを行っております。(*本アワードは、これまでに集まった寄付によ り運営、開催いたします。)WATOWA ART AWARD では、これらを拡大するため、より多くのアーティストに発表の場を提供し、世界 での活躍に向けた実戦的で継続的な支援を行って参ります。 国内アート市場の活性化を目指す WATOWA GALLERY のアートアワード に、ぜひご注目ください。
MESSAGE
今年が2度目の開催となる WATOWA ART AWARD 2022には、300名弱のアーティストにエントリーいただきました。
去年に引き続き、沢山のアーティストに参加いただけた事に感謝しつつ次回、さらに多くのアーティストに参加いただけるよう尽力して 参りたいと思います。
本アワードは、今の日本のアート業界の中で少しでも新しい風の一つにできないかと考え、"この世代からはじまるカルチャーを"という コンセプトを掲げ2021年よりスタートしました。
WATOWA ART AWARDでは、新しいアートシーンを生み出している同時代のギャラリスト、アーティスト、 コレクター、キュレータ ー、研究者、メディア、マーケットが多様性を持つ一つのコミュニティとしてより深く広い繋がる場を作り、海外でも通用する未来ある 45 歳までのアーティストたちを発掘し応援をします。
今年の出品作品について 今回も昨年と同様、幅広い年代、作風の作家が集まり、面白い審査となりました。
15名の審査員が、ステートメント、表現力、クオリティ、テクニック、ポートフォリオを含むこれまでの活動、作品単体としてのクオ リティ、という観点から 5 点満点での評価を行い、15 名の合計得点により上位者を入賞としています。
審査員の総意として、昨年と比較して全体のクオリティーは高いものの、コンセプトが良いが、クウォリティや、アートの強さ、が足り ない、または、その逆、など、全てにおいての突出していた作品がなかった事から本年度のグランプリの選出は見送りました。 その反面、今後が期待される作品がいくつかありましたので、準グランプリ3人、奨励賞3人を選出させていただきました。
今後も受賞者の皆さんの活動をサポートできればと思っています。
WATOWA ART AWARD が、「この世代からはじまるカルチャー」のきっかけとなり、 1人でも多く世界に羽ばたくアーティストが増えることを願います。
WATOWA GALLERY / WATOWA INC. 代表 小松隆宏
DETAIL
タイトル:WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION
会期:2022年12月19日(月)〜12月26日(月) 12:00-19:00
会場:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO 東京都台東区今戶1丁目2-10 3F
入場(ドネーションチケット) : 500円(税込)〜
*12/21 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/1983
*自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場 料を自身で決定し、それが若手 アーティスト支援のためのド ネーショ ンとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を 目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に 寄付されます。
イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2022/12/watowa-art-awrd.html HP:http://watowagallery.com
Instagram:@watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp
JURIES
鬼頭 健吾(アーティスト / 京都芸術大学大学院教授)
大庭大介(画家 / 京都芸術大学大学院准教授)
薄久保 香(画家 / アーティスト / 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻准教授)
山本 浩貴(アーティスト / 文化研究者 / 金沢美術工芸大学講師)
椿 昇(現代美術作家 / 京都芸術大学 教授 / 東京芸術大学 客員教授)
ヒロ杉山(アーティスト / WAVE プロデューサー / ENLIGHTENMENT 代表)
山峰 潤也(キュレーター / 株式会社 NYAW 代表取締役 / 一般財団法人東京アートアクセラレーション)
久保田 真帆(MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター)
牧 正大(MAKI Gallery オーナー)
芦川 朋子(WAITINGROOM・オーナー / ディレクター)
千葉 由美子(Yumiko Chiba Associates 代表取締役)
家入 一真(株式会社 CAMPFIRE 代表)
高橋 隆史 ( 株式会社ブレインパッド 代表 代表取締役社長 )
寺内 俊博(西武・そごうアートディレクター)
小松 隆宏(アートプロジェクト・プロデューサー / WATOWA INC. 代表 / WATOWA GALLERY 代表・プロデューサー / 演出家)
*15 名 / 順不同 *審査員氏名(肩書き)
*審査員ポートレートは、左上から上記リスト記載順
Aokid(34)飯島 秀彦(23)小川 泰(40)小野 久留美(27)小野 勇人(23)片桐 正義(27)河本 慎介(41)Kankou Tong(27)韓皓文(28)菊地 虹(28)Ken(32)Koichiro Kojima(36)古賀 勇人(38)近藤 洋平(37)近藤 拓丸(29)サカイ ケイタ(25)桜井 旭(26)澤田 明子(40)三藤 有希子(38)塩谷 良太(44)城間 雄一(24)神頭 優太(28)杉田 万智(22)瀬尾 椋生(26)大東 忍(29)高野 勇二(38)高橋 周平(26) 髙橋 瑞樹(23)竹内 康雄(29)武内 雄大(22)田代 ゆかり(37)Tatsunori Hosoi(31)TAN KAI SHEUAN(38)ZHANG XINDAN(24)中井 伸治(45)中田 有華(40)中沼 慎太郎(39)にいみひろき(36)西村 祐美(38)西村 大樹(36)二村 有音(40)野中 美里(27)橋本 佑紀夫(44)久村 卓(45)樋爪 悠子(45)平子 暖(26)藤井 智也(38)藤本 純輝(25)星 飛鳥(25)細澤 奈奈(27)正木 美穂(39)MIZUKI(31)森田 玲音(24)八木 春香(36)矢島 陽介(41)山崎 雅未(35)山谷 菜月(22)Yusuke Sugisawa(40)横村 葵(38)
*59 名 / 五十音順 *アーティスト氏名 (年齢)
*受賞作品写真は、左上から上記リスト記載順
人気キャラクターをキュビズムの手法でユーモラスに描く、画家・塚本暁宣による個展 『FRONTIER』を WATOWA GALLERY プロデュースにより開催いたします。
塚本暁宣は、アニメやカートゥーンに登場する人気キャラクターを、歴史的な絵画技法であるキュビズムやシュルレアリスムを用いてユーモラスに描き出すアーティスト。2016 年から 2020 年にかけ滞在していたアメリカ・ニューヨークポップアートに影響を受け、さまざまな表現方法をミックスする"サンプリング"の手法で、独自の作品を発表しています。
本展では、これまでにも人気を博してきた「ニューキュビズム」シリーズを、即興画や背景画などの要素を加えた新たな表現方法でアップデートした作品を発表。インスタレーションのようにレイアウトするなど、新たな表現方法に挑戦することで、タイトルでもある"フロンティア(境界)"を超えていくことを 目指す展示となります。
絵画の中でキャラクターと共に繰り広げられる、新たなポップアートの世界をぜひご覧ください。
プロフィール
塚本 暁宣 Aki Tsukamoto
1989 生まれ
2012 年 武蔵野美術大学卒業
2014 年 武蔵野美術大学大学院修了
2016~2020 年ニューヨーク滞在
2020 年~ 東京を拠点に活動
<主な展示>
「We Will Pop You」(Nadiff A/P/A/R/T、東京、2021) 「ル~ラル回帰」(VOID、東京、2021)
「Three Mimesis」(Mograg Gallery、東京、2021)
「Aki Tsukamoto × Shuto Okayasu」(3rd Ethos Gallery、ニューヨーク、2019) 「Natural BornPrankster」(IAM Gallery、ニューヨーク、2017)
<アートフェア>
Art Fair Tokyo2022 (Taguchi Fine Art、東京) Art Taipei 2021(333Gallery、台湾)
<受賞>
2021 The Choice 2020 年度 優秀賞 2014 第一回 CAF 賞 入選
2014 武蔵野美術大学修了制作 優秀賞 2012 武蔵野美術大学卒業制作 優秀賞
IG: @aki.tsukamoto03
https://www.instagram.com/aki.tsukamoto03/
HP: http://www.aki-tsukamoto.com/
展示作品一例:
主催者より
塚本暁宣はキャラクターが持つ特徴や性質を解体し、見落とされていた側面を浮かびあげ、美術の歴史 の中で繰り広げられて来た多様なモノの見方と組み合わせ、ユーモアを絵画の中で繰り広げることで「画 家」という存在を体現しています。
塚本の絵画の特徴は、アニメやカートゥーンのキャラクターをキュビスムやシュルレアリスムのサンプ リング、そして未来派のようなダイナミックさなど、美術史を参照元にして再構成するところにありま す。
また彼のように既存の表現方法を引用する「サンプリング」の手法はポップアートの代表的な要素です。 塚本自身、影響を受けた作家としてゲルハルト・リヒター、ピカソ、ゴヤ、マックス・エルンスト、村上 隆を挙げていますが、そうした美術の歴史に名前を刻む作家の作品の手法を解釈し、転用し、画面上でミ ックスすることで複雑な要素も一つの作品に昇華させています。美術やカルチャーを文脈から切り離し、 それぞれの素材が持つ魅力を再発見するように構成する制作はポップそのものと言えるでしょう。
あらゆるカルチャーにおいて、ヴィンテージアイテムやアーカイブがハイラグジュアリーカルチャーの ムードを転用し、自由にサンプリングすることが当たり前になった現代において、塚本の作品は流通す る新旧の動的なイメージを、美術史の力を借りることで新しい美学へと発展させているのです。
AKI TSUKAMOTO SOLO EXHIBITION " FRONTIER"
会期 2022 年 11 月 27 日(日)〜12 月 5 日(月) 12:00〜19:00
会場 elephant STUDIO 1,2F(東京都渋谷区渋谷 2-7-4)
来場 観覧料 500 円(税込)〜 * 11/30(水)は観覧無料。
* 右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/1875
* 自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、 それが若手 アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内 アートシーンの活性化を 目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に寄付されます。)
主催 WATOWA GALLERY
問合せ gallery@watowa.jp (メールのみ)
URL http://www.watowa.jp/news/2022/11/-post.html